まず、私は短期集中型です。普段からコツコツ勉強するというよりはテスト前に集中して勉強するタイプなのです。なので、編入に向けた勉強も短期間で集中して行ったのが、結果的に良かったのだと思います。
東大の編入ですが、高専で習う事よりも遥かに難しい内容は出ないと思います。やはり普段の授業をどれだけ理解できているかが合否にかかわっていると思います。なので、普段の授業を大切にするべきだと思います。
また、一見すると編入に関係のない専門の授業で得た知識が、意外と数学や物理の試験で役に立ったりします。例として、情報の専門授業で習った状態遷移図の知識が、数学の過去問を解くときに役に立ちました。
それでは、教科別の勉強法を書きます。
【数学】
私は、一問をじっくり考えて解くというよりは、わからない問題はすぐに解説を読んで理解するようにしました。また、過去問など答えのない問題は、友達と一緒に勉強する事も多かったです。一人では解けない問題も、二人、三人で考えると意外と解けるものです。
【英語】
英語の力は単語力であるといってもいいぐらい、単語は重要だと思います(もちろん基本的な文法を理解している必要はありますが)。なので、私は、単語を覚えるという作業に相当の時間を費やしました。基本は単語帳を使って暗記しましたが、洋書を読んだときに調べて覚えた単語もあります。
【数学】
物理は基本的な公式を確実に覚えて、いかにそれらの公式を駆使して解けるかだと思います。色々な問題を解くことも重要ですが、私は「物理のエッセンス」を使って基本を重視して勉強しました。また、物理は問題の中にヒントが隠れていることがよくあるので、問題をよく読んで、公式をあてはめて、あれこれ試行錯誤しながら解くことが大事だと思います。
小山太郎:
さ〜どうでした?
短期集中と言っても、学校の授業をしっかり理解しているので土台がある状態だからこそ出来るのですね。
と、まぁ本当に短期集中だが、土台の出来具合でここまで短期集中になるとは・・・
凄すぎる。
今回から、自分なりの勉強方法を公開してもらうよう強制しました(笑)
ここに、勉強をする上でのポイントがあります。
数学なんかは、まず模範のゴールまでの道のりを知ってから、しっかり身につける。
もちろん、ここでは終わらないでその途中経過を他の問題でも使えるようにしていると思います。
専門の授業で得た知識が試験に役に立っている、これ本当にそう思いますね。
小山太郎も、「あ、これはいいアイデアだ!!」と一見奇抜なアイデアを創造したと思っても、よくよく考えると「あ〜、これとそれとの組み合わせ+αでもOKだな」と、思うわけです。
でも、これって「これ」や「それ」が頭の中にないと、見つけれなかったことだと思うので、今学生の皆さんは、どんどんいろんな事を吸収していってください!
|