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ru_pe129氏(25年度合格)の体験談!

2012年7月に東大編入合格した、ru_pe129氏から体験談が送られました。

第2号ですね。
なんでもyoshidarsに刺激されて、書いてくれたとか。
うん。メールじゃ、夏休みとかって書いてあったから、「ふぅ。一息つけますな^^」と思っていたら、第一号アップし終わっての第2号ですよ。
はい、今年も編入合格者に絶妙なタイミングで体験談アップを要望されるのでした。
って、送ってくれることが実は嬉しいというのは内緒。

2012.07.18 更新

〜小山太郎流〜に報告メール着 

rupe_129氏:
はじめまして、ru_pe129と申します。(体験談をもし書くとすれば名前を変えさせていただくかもしれません。)
なんとか筆記試験に受かりました。東大受験のきっかけは小山さんのサイトがきっかけで、受かったのも小山さんのサイトのおかげです。2年生のころからチェックさせていただいてました。

実は、受かってテンションが高かったのは数時間のみです…。面接で相当突っ込まれてテキトーなことを答えてしまったので最終的に受かっているかはかなり怪しいのですが、お世話になったので報告させていただきました。ありがとうございました。
ちなみに、私は21年度編入iemon先輩の後輩です!

いつになるか分かりませんが、感謝の意味もこめて体験談を書かせていただきたいと考えています。(2次試験受かったらですが。)
おそらく早くても夏休み、遅いと秋ぐらいになると思います。卒業しないと話しにならないので…。体験談を送らせていただく際はまたよろしくお願いします。

小山太郎:
どもども!!
そして、まずはおめでとうございます!!!!!
2年の頃からとは、それだと計画も出来たかもね^^
それよりも、ru_pe129氏の力が試験合格につながったってことですな^^

面接ね・・・まぁ、面接で落ちることはまずないので大丈夫でしょう^^
お世話になったという声は、俺でなく、編入した先輩方の情報あってこそなのでiemon氏含め、先輩方に感謝ですな^^

そして、母校の後輩にも情報を少しでも残していきましょう


【きっかけ】  

私はあまり具体的なビジョンを持たずに東大を受験することを決めました。経営工学を中心に幅広く勉強しておきたいという考えはありましたが、将来具体的に何をしたいかまでは決めていませんでした。
私は高専への進学、部活、習い事などすべてにおいて、都合が悪くなると手を抜いて言い訳をつくるチキン野郎でした。お世話になった英会話の先生が「一度逃げたら癖になってずっと逃げることになる」といっていたのを思い出し、逃げ回る自分を直すには編入試験がラストチャンスだと思って東大を目指すことにしました。これが一番の志望動機です。

基本的にノープランでひたすら参考書を繰り返すスタイルだったので受験勉強を行った1年半でやったことは基本的に変わりません。英語は音読主体数学は解きまくるといった感じです。トータルでは数学:英語=8:2の割合で勉強しました。ざっくり書かせていただきます。


【初期状態】 

3年の夏に部活を引退するまでは毎日部活に励んで、帰宅後はPSPと漫画漬けでした。ただ、授業にあやふやな点があったときはきちんと復習していました。2年生の時に小山さんのサイトを知り、少しずつ準備を進め、本格的に勉強を始めたのは4年生になる前の春休みです。
席次は、1〜3年と5年前期は1位でした。4年は3位でした。

【数学】
数学については本当にひどかったです。私の高専では私の学年から高校の教科書を採用し、簡単な問題しか解かなくなりました。試験もかなり簡単で、試験勉強以外では数学を勉強したことがあまりなかったので勉強をスタートした時点での実力は絶望的でした。
高専の数学のA問題が半分近く解けなかったくらいですww

【英語】
英語は中学校のときに英会話教室(ひたすら音読をしてただけww)で正しい発音を身につけ、低学年のころからコツコツやっていたことから得意科目でした。3年生の4月から3ヶ月間CNN ENGLISH EXPRESS をやり、DSでTOEIC(R) TESTスーパーコーチ@DSを全クリしてから3年の9月に TOEICを受けたら790点でした。あと、3年生のときは英語のスピーチコンテストに出ました。


【4年前期】

平日は1日4時間くらい、土日と夏休みは8時間、たまに10時間くらいでした。
夏休みに東大に足を運んで高校生用の東大ガイダンスに参加して、「数学と物理は解法暗記ゲーだ!!」というありがたいお言葉を理学部の方からいただきました。

【数学】
後期が始まるまでに、 高専の数学 1〜3、大学編入試験問題 数学/徹底演習 (2種類)、細野真宏の確率が本当によくわかる本明解演習 (線型代数、微分積分)、応用数学確率・統計 (理工系の数学入門コース 7) などを一通り終わらせました。
このうち半分くらいは2回目も終わっていました。 とにかく数学に全力を注いでいました。ただ、基本やりっぱなしで復習しませんでしたww そのせいで全く身につきませんでした。問題を解くのがだるいときは公式の証明をまとめたノートを作りました

【英語】
数学がやばすぎたので基本的に1日2時間以上やることはなく、放置気味でした。DUO 3.0英文解釈教室 改訂版iemon先輩が使ってました。)、TOEIC TEST究極単語(きわめたん)Advanced 2700 目指せ!スコア750-900突破 を使いました。手を動かすことはあまりなく、音読onlyでした。5月に受けたTOEICは810点でした。


【4年後期】

10月〜12月、1月は英語のプレゼンテーションコンテストの練習に時間をとられることが多く、勉強は夜だけ、しかも疲れて2時間程度しかやらない日が多かったです。これは単なる言い訳ですね…。プレゼンテーションコンテストは東京で開催されたので、再び東大に足を運んでやる気をチャージしました。ただ、春休みにはすでに切れてました。

【数学】
解きっぱなしの勉強スタイルを貫きました。

【英語】
英作文ばかりやるようになりました。英作文のストラテジー (河合塾SERIES―英語入試問題解法の王道)大矢英作文講義の実況中継―高2~大学入試 (実況中継シリーズ)CD2枚付 竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本工業英語ハンドブック―工業英検 基礎例文・単語集 を使いました。手を動かすことはほとんどなく、音読ばかりしてました。
10月のTOEICでは860点をとり、1月に英検準1級をとりました。


【5年生になる前の春休み】

ここが勝負だと聞いて勉強しないといけないと思ったのですが、完全に失速しました。結局、多くて1日8時間、少ないと5時間くらいしかしませんでした。数学の問題集をひたすら繰り返すのがめんどうだったからです。また、過去問をといて6〜8割取れたので調子に乗っていたのも原因です。このころからtwitter2chに常駐するようになりました。

【数学】
今までと同じです。

【英語】
今までと同じです。やる気が出ないときはTEDというサイトで英語のプレゼンテーションを見ていました。3月に受けたTOEICは905点でした。


【5年になって】

春休みに勉強をサボりすぎたせいで自信を喪失し、自分は落ちたと思って4〜6月はずっとテンションが上がらず、たまに半泣きになりました。勉強しなかったことを死ぬほど後悔しました。結局、受験勉強からも逃げてしまったような気がします…。

【数学】
今までやった問題集をもう1周して知識と計算テクニックの最終確認をしました。やりっぱなしスタイルを貫きましたが、さすがに4,5回目になると解けない問題も減りましたが、あいかわらず何回といてもできない問題がありました。ただ、数学の勘?みたいなものがついてきました

【英語】
先生に過去問を添削していただいたところ、真っ赤になって返ってきて初めて英語がやばいことに気づき、毎日英語を勉強するようになりました。とくに単語のつづりを全然覚えられていなかったのでひたすら書いて書いて書きまくるといった勉強スタイルになりました。ここで勉強スタイルを変えたのは大正解でした。


【試験直前】

英語も数学もひたすら確認といった感じです。英語はひたすら単語や熟語を書きまくってました。試験1週間前に滑り止めで受けた大学の結果が出ました。見事、不合格でした。


【試験】

滑り止めに落ちていたおかげ?で全然緊張しませんでした。スピーチコンテストやプレゼンテーションコンテストで場数を踏んだのもよかったのではと考えています。内容はyoshidarsさんが書いてくださったので省略します。

【英語】
予想外に苦戦し、見直しはほとんどできなかったのでおそらく6割です。試験直後はできなかったことを無理やり忘れていましたが、自信のあった英語ができなかったのはかなりショックでした。

【数学】
実力の120%を出せました。確率の問題の後半以外は全部解きました。正m角形の問題以外は自信があります。7割は取れたと思います。

【面接】
面接でフルボッコにされました。

  1. なんで専門を変えるの?(今は電気情報工学科です。)
  2. 1番がんばって勉強したのは何?(ここで専門科目ではなく英語を語りましたww)
  3. 海外で経験を積みたいって書いてるけど、具体的にどんな経験?
  4. どんな研究したい?
  5. 経営工学って具体的には?

みたいな感じで突っ込まれまくりました。苦し紛れに意味不明なことを答えたために先生方からしかめっ面をいただきました!完全に落ちたと思い、帰りの新幹線では放心状態でした…。
まぁ、こんな僕でも受かったので面接で落ちることはないと思います。(今年は大学側にもミスがあったので合格させてくれたのかもしれませんww)  目標をしっかり持った上で受験することをおすすめします。


【試験結果】 

2013.07.09 更新

ru_pe129氏から試験結果を送っていただきました。(成績開示請求

英語404/500 数学345/500


【思ったこと】 

受かったのが自分でも信じられません。受かった理由を挙げるとすれば、早くから受験勉強を開始したことと英語の基礎が勉強開始時点ですでにあったことだと思います。あと、iemon先輩と直接コンタクトを取ることができたのもよかったと思います。
私の場合、勉強効率が悪く、死ぬ気で勉強したというわけでもありません。ずーっとだらだらテキトーに勉強しました。ただ、トータルの勉強量でなんとか合格ラインに達したのだと考えています。
今後は短期集中で多くのタスクを効率よくこなせる力をつけないといけません(汗)これから勉強をする人にはそういったことも意識して勉強してほしいです。そうでないと大学に入ってからやっていけないような気がします。

おまけ
yoshidarsさんはネットで以前から知っていたのですが、試験前日に試験室の前でバッタリ会っていろいろ話をしました。試験で緊張しなかったのはそのおかげかもしれません。もちろん、筆記に受かったときはハイタッチして喜びました。
ちなみに、私も面接の前に先輩方にお話をうかがった1人です。どうでもよいですが、私もカラスがyoshidarsさんのランチパックを盗んだのを目撃しています。さすが東大、カラスも賢い!!

小山太郎:
さーどうでした?
まぁ、なんだかんだ言って席次は良いので、一見適当そうに見えてしっかりやってるんでしょうね。
ひたすら繰り返すという勉強スタイルは、小山太郎にも当てはまるので、こういうタイプの人には非常に良いと思います。体で覚える!的な^^
やりっぱなしスタイルと言ってるけど、何回もやるってことは復習してるってことだから、弱点などを補ってますね。いやはや、しっかりしてる。

英語を中学時からやってた分、数学に重点を置けたのは良いですね〜。
小学校から英語なんて話もちらほら聞くけど、最近の高専生含めた10代の英語に触れる機会はずいぶん増えてるんですかね?
まぁ、触れる機会はあれど、興味や必要性を感じなかったら厳しいが。

ru_pe129氏の英語を始めたきっかけなんてのも聞いておきたいね、っと催促してみる。
>答えないと体験談アップしないという、脅迫まがいなメールを送ってと(笑)
ru_pe129氏回答
「すいません、英会話教室に親の勧めで入ったからとしか言えません…。ただ、早い時期から英語をしっかり勉強できたことで、海外の人と直接会話できることの楽しさを知り、自分の世界が広がっていくのを感じることができたのが非常によかったと思います。
(英語を話せたらモテるだろうと思っていたのは秘密です)」

えー。秘密なことを書いてる時点で「公開してよし!」のサインと見なしました(笑)
いや、モテるためにやるのは男たるもの当然っしょ!
小山太郎も、和食を作れるとモテるだろうと思い、ひじきの煮物とか作れるようにしたからねぇ。ん?戦績はって?それは聞いてはなりませぬ。

そして、時代はru_pe129氏を知ってか、東京大学基金で、グローバルな人材を育成するプログラムが最近ニュースでも話題になりましたね!

東京大学基金

読売新聞 東大、語学エリート育成…学部横断コース新設へ

編入生なら以下のGo Global 奨学基金を利用することが十分出来そうですね。

Go Global 奨学基金(東京大学在学学生海外派遣事業)

面接時には、この情報はまだ未公開だったはずだから、海外経験の質問に対する回答がどうだったかはわからんが(笑)
東大行ったらこの制度使ってみて、簡単な体験談をもらえると嬉しいな〜(っと再度強要してっと(笑))

東大は優秀な人材を育てるべく、学生に様々な機会を与えてくれます。
小山太郎の編入時に比べ狭き門になってはいるけど、入れたらわくわくする体験が待っています!

あと、回答メールに追加要望があったので、追加します。スピーチコンテストについてですね。
ru_pe129氏
「それは、ぜひスピーチコンテストに参加して欲しいということです。
私は編入の勉強時間を削ってでもスピーチコンテストやプレゼンテーションコンテストに参加したことが非常に役に立ったと考えています。
原稿の英文は自分で考え、添削していただくことで英作文の勉強になりますし、発音を先生に直してもらえます。また、長い原稿を覚えることで多くの表現を覚えることができました。
英語の力を総合的に伸ばすことができるすばらしいチャンスです。4年生は厳しいかもしれませんが、3年生以下の人は積極的に参加してタダで英語力を鍛えちゃってください!」

 


参考書一覧

使ったルーズリーフと参考書の写真を貼っておきます。
ルーズリーフの9割は数学に費やしました。ほぼ全部A4です。

参考書は前においてあるものが特に役に立ったものです。

量が多いのでおすすめの参考書だけ載せます。

英語

数学

 


〜小山 太郎流〜