「水道橋グランドホテル」というホテルに宿泊。机は小さいが勉強に不便はしない。会場から徒歩20分くらいと少し遠いが,朝の散歩にはちょうどよい距離だった。
【英語】
大問4の都市計画に関する長文問題をよく理解するために2回読んだ。他の問題は例年通りの難易度。個人的には和訳問題を済ませてからリスニングに向けての準備をすると時間配分がちょうどよくなるので本番でもそうした。
【数学】
大問ごとに,微分方程式,確率,楕円球,複素数,行列に関する問題が出題。 前年度の問題が度を越して難しかったからか,今年度のものは全ての問題が単純な問題で固められていた。 ちなみに配られた解答用紙はまさかの横罫。B4用紙を縦に用意して1行15mmくらいの横罫を引いたもの。例年そうなのかはよくわからないので参考までに。
【二次試験までの期間】
建築学科を受験する人は建築設計製図作品集(ポートフォリオ)という冊子を作成して持参する必要がある。正直,合否が分からない状態で作ることになるのでかなりツラい。 ちなみにちょうど広島県が豪雨の被害を受けたため,この期間は学校に行くことが出来なかった。教員に直接会って推敲の相談をすることも巨大な紙を美しく印刷する手段もなくなったため途方に暮れたが,結局家庭用のプリンターでA4サイズ(笑)で済ませた。もしもの時を考える必要があるが自然災害ばかりは本当にどうしようもなかった。
【面接】
「上野ステーションホステルオリエンタル1」というところに泊まった。集合時間がかなり遅いので実際どこに泊まっても同じ。ただ,面接14時,チェックアウト11時などとなると時間をつぶす場所を探さないといけなくなるので,どうせだからその日の夜も泊まっちゃうのがおすすめ。
しっかりした受けごたえができるのであれば問題なく受かるはずなので,あまり重く受け止める必要はない。 面接官は8人ほどで,そのうち数人が専門教員。自分からの距離はだいたい2メートル。 聞かれたことは以下の通り。
・志望理由
・留学中何した?
・留学2年&2年次編入で3年下がることになるが抵抗は?
・将来的に海外には行きたい?
・第2希望はなぜ?
・この研究室に入りたいんだ?
・今回の土砂災害への有効な予防策は?
【合格通知】
結果が発表されるまでに1週間ほど空く。この期間は生きた心地がしないが別の作業をして気を紛らわせていた。結果は,2次試験を受けた全員が無事合格。最終的に用いた紙(A4ミスプリントの裏)の量は,積み上げた高さがA4用紙の幅に等しくなる程度であった。
|