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jumper氏(20年度合格)の体験談!

2007年7月に東大編入合格した、jumper氏からメールをいただきました。

載せるのは2007年第1号!!
だが、左のメニューに空白があるでしょ?(7月7日現在)
実はメールに送ってくれたのは第2号なんですねぇ。

え?何故空白だったかって!?
まぁそれはいいじゃん! 

なんですかねぇ。共通点が何点かある気がしちゃったんだよねぇ。
勿論成績ではなく(悔しい〜〜)

って、雑談はいいから早く見せろって!?
んじゃ、ページスクロールすれよな・・・

2007.07.07

〜小山太郎流〜に報告メール着 

メールのSubject:「(あえて今年も)はじめまして★」。
ほぼ、定番コースになったこのシリーズ。

正直「おぉ!体験談来た!」と思った小山太郎。
まさにそれっした。

jumper氏:
「はじめまして、今年東大の編入試に合格したjumperというものです。電子・情報系
学科群に編入します。体験談を載せてもらおうとメールしました。これからよろしく
お願いします」

小山氏:(返信メールに書いた内容そのまま掲載)
「うい。電子・情報系かぁ。同期で仲いい奴いたかなぁ?」←と、同期でいると思うんだがわかってない失礼な小山太郎@31歳。

BOSE氏:
「小山さんのホームページは1年以上前から見させてもらっていました。勉強に集中できないときや、やる気が出ないときに大変お世話になりました。ある意味どの参考書より役に立ったと思います!!

小山氏:(返信メールに書いた内容そのまま掲載)
「いやいや、そんなこと「ある」でしょ!まったく乗せるのが上手すぎるぜ・・・やべぇ。
顔がにやけてるのが自分でもわかるがやめらんねぇ(笑)
というか、個人のHPにしちゃってるけど、参考になってるのも、こんどぅ氏から始まった先輩方の「来年度以降受験するであろう人達に役に立ってもらえれば」があってこそ!!
あぁ・・顔がにやけた自分が情けない^^; 」

しっかし、集中できないときに〜小山太郎流〜見るとますます集中できないような(汗)

まぁそんなことは置いといて早速行ってみよ〜〜


【自己紹介】  

クラスでの順位は平均して2位くらい。テストの平均点は92点くらいで、成績の99%が優でした。←ちょっと自慢(笑)

 小山氏割り込み:
 いや、99%はないだろう。5年間で科目が100個あるのか!?いや、あるか・・・
 完全成績いい人へのひがみ入った〜〜

TOEIC4年次に425点編入試前に625点を持っていました。

部活もそこそこ頑張って全国大会には2度行きました。←高専大会はレベルが低い
ので自慢になりませんが…

小山氏:
部活も頑張って勉強も出来る。実は現役東大生に多いです。
テニスなんかでは関東一とかに結構なってるそうで。
集中力・時間の使い方がうまいんっすねぇ。見習いたい・・・


【志望理由】 

こんなことを行ったら小山さんに嫌われるかもしれませんが、自分は3年次ごろからレベルの高いところで学んでみたい自分を高めるには厳しい環境に行かなきゃダメだと思い、東大京大に絶対合格してやるんだと誓いました。そこで興味がある超伝導を主にやっていくにはどっちがいいか調べたところ、東大には超伝導エネルギー工学という自分が求めていたベストなものがあったので東大を目指しました。

小山氏:
いえ。好きです(ぽっとな)・・・ってのは置いといて(んじゃ書くな)

「レベルの高いところで学んでみたい」
「自分を高めるには厳しい環境に行かなきゃダメだ」

十分あるじゃないっすか!!

小山太郎が嫌いだったのは、ただ漠然と「東大だから」とか言うのが個人的に好きでなかっただけで。でも、それも十分理由になってるなと最近思ってます。はい。目標は目標だからねぇ。


【編入対策勉強】 

編入のために勉強しようと思ったのは3年の秋ぐらいからだったが、なんだかんだでやる気がおきなく、本格的にやり始めたのは部活を引退したあと(4年の夏)からでした。
5年の春休みまでは、平日4時間、休日10時間の予定を立てて勉強し、5年の春休みからは気を引き締めて、平日6時間、休日14時間の予定を立て直しました。ただこれはあくまでも予定であって、実際はこれの8割くらいをこなす感じでした。

 昔から数学は好きだったし得意だったので、勉強の中心は英語でした。それぞれの教科ごとに書いてみたいと思います。


◇英語◇

まずはじめたのは単語とリスニングでした。どちらもZ会の参考書を入門編からやり始め、必修編を2周したら単語は“単語王単語王2202)”リスニングは“闘耳闘耳 発音でTOEICテストのリスニングを攻略する)”に切り替えました。この2つは本気でお勧めします。

また、このころから長文対策をするようしました。ここでもう1つお勧めなのが“洋販ラダーシリーズ地球温暖化)”です。これは洋書を読み始める人が英語に慣れるために読む洋書みたいなもので、とにかく多分野でレベル分けもしてあるので自分が読みたいと思ったものから読むといいと思います。
英語を英語のまま読み取り理解することを鍛えれば、長文読解だけでなくリスニングにも効果が出ます。また、5年の春休みくらいから英作文の勉強を“英作文のストラテジー”でやり始めました。これに載っている基本例文150文をとにかくやりこみました。

その後は単語の勉強を止めて長文と英作文(工業英語)を中心に勉強しました。

  本番の試験の出来は55〜65%程度で、自分の中では数学物理で点を稼ぐつもりだったので上出来でした。英作文と自由英作文での減点が大きいかなぁと感じました。実際他の受験者と差がつくのはこの2つだと思います。


◇数学◇

数学は得意だという気持ちがあったので、よく英語と物理のために時間を削りました。とりあえず“大学編入試験問題 数学/徹底演習 (第2版) - 微分積分/線形代数/応用数学/確率”と応用数学の範囲・確率を勉強し、春休みから“高専で使った教科書の問題集”を一通りやって、5月くらいから“演習大学院入試問題〈数学〉I”をやり始めました。

6月に入ってからは過去問と同じような問題を、今まで使った参考書から選び、ひたすら解いてました。数学は問題を解けるだけでなく、公式の意味や機能などの理論的な面をよく理解することが大事だと思います。

本番の試験の出来は65〜75%程度で、正直落ちたと思いました。
たぶん確率の最後とリッカチの微分方程式、複素関数の最後の問題、は確実に間違っていて、あとは所々減点されていると思います。複素関数の範囲は勉強しづらいですが、確率・微分方程式は大学院入試問題レベルをやった方が、楽に試験が受けられると思います。


◇物理◇

物理は4年の夏休み前から高校レベルの問題を解き始め、9月からはサイエンス社の参考書を中心に力学と電磁気をやり始め、5年の春休みに熱力学を裳華房の参考書を使って集中的に勉強しました。

4月からは力学・熱力学は“解法と演習 工学系大学院入試問題 数学・物理学”だけを、電磁気学授業で使った演習のプリントだけをやりました。波動・光は絶対に出ないと信じて全く手をつけませんでした。
ちなみに“解法と演習 工学系大学院入試問題 数学・物理学”は特にお勧めの参考書です。本番の試験に類似した問題がありましたし、解いていて楽しい問題が多かったです。

  本番の試験の出来は70〜75%程度で、力学は過不足なく完璧に解き、電磁気は減点されても8割はもらえるくらい出来たのですが、全く勉強していない光が出たので焦りました。それでも何とか光も最初の2問は納得のいく解答になったので、仕方ないかぁ〜ってな感じでした。ちなみに光だけに45分費やしました。


【その他】 

自分は周りの環境をフルに活用しました。まず、英語と物理は過去問を解いたやつを先生に見てもらって弱点や解き方を理解するということを繰り返し行いました。
また、去年自分の科の1つ上の先輩(このホームページでひと際異色の体験記を残したBOSE氏です(笑))が東大に合格されたので、いろいろと情報や問題の解き方のコツを教えてもらいました。短くまとまってしまいましたが、本当にお世話になりました。感謝の気持ちでいっぱいです。

ただ、数学だけは極力人の手を借りないように心がけました。それは、数学が自分の武器であり、ここだけは自分の力で何とかしたいという気持ちがあったからです。数学で思ったより点が取れなかったのは事実ですが、数学で落とされるということがなかったということが少し自信につながりました。

 試験そのものについて1つ…。『理工系三年次編入を目指す人のための掲示板※44』にある情報ですが、今回試験後に試験官と話をした受験生がいたらしく、その試験官によると東大の編入試は各教科最低6割のボーダー制らしいです。信じる信じないは人それぞれですが、あながち間違ってないような気がします。ただ6割といっても採点する側から見ての6割ですので気をつけてください。
英語のことはよく分かりませんが、数学・物理はどのように答えを導いたかを、文として分かりやすく説明しながら解くことが減点を少なくする方法です。頭で分かっていても難しいことですが、普段のテストから理論的な解き方をしたり、教科書を参考に問題解答の手順に気をつけたりすることで身に付くと思います。

 最後に、楽しい・得意と思うことをやることは苦ではないです。なぜならそれが出来るから。なにが言いたいかというと、(人によって違うけど)苦である最初の2〜3週間を乗り越えれば、解けなかった問題が解けるようになる読めなかった単語が読めるようになる、そして不思議と勉強が楽しくなるものです。
楽しさを感じるようになればもうこっちのもの(笑) 自分が思っている以上に進歩するし、難しいとされている問題が解けるようにもなるはずです。
スランプ陥るときもある。けど心配することはありません。なぜなら苦であった最初の2〜3週間を乗り越えられたのだから、スランプも乗り越えられるはずです。←きれいごと言ってすいません

小山氏:
さ〜どうでした?
冒頭で「共通点が何点かある」って書いたけど、そこを。

「編入対策勉強」のところで、予定と実際を比べると8割くらいって書いてあったが、小山太郎もどっかで8割と書いた記憶が。
検索。あ、ダイブ昔に書いたのがあった。

小山太郎の愛するRockyページで。コピペ。
「夢は大きいほうがいいに決まってる。
 半分以上の人間は、目標に対して100%力を出し切らない。
 それなら、もっと上の目標を作り、80%の努力をしよう。
 すると、最初の目標なんかとうに過ぎるのである。 」

でもあまり高すぎるスケジューリングは逆に80%どころかそもそも出来なくなるので、難しいけど、最終的にはすっごく高い目標を、階段を作ってその一段が普段よりもちょっと高い階段というのが良いっすね。

あとは、「その他」の苦である最初の2〜3週間を乗り越え・・・のところ。
まさにそうっすよ!!そこで簡単に諦めるか否か。諦めるのは簡単だけどその先を見ないで終わってしまうじゃないっすか!!

jumper氏、きれいごとじゃないっすよ!!
そういうのは自信持って言わな〜〜^^

【おまけ】

編集後のメールにて。最終確認してもらった後のメール。

小山氏:
「どもども。修正しました!
もう一回さら〜っと見てOKだったら他のリンク直して出しちゃいま〜す」

jumper氏:
「修正ありがとうございます。全然問題ないので出しちゃってください。
自分で書いた体験談がさらされると思うと恥ずかしいですが、書きたくてたまらない自分がいるのは事実だったので正直うれしいです(笑)

えぇ。小山太郎は載せちゃいます^^


参考書一覧

これ以外にも使っていますが、探しだせた分を載せています。
※お勧めは背景がグレーです

英語

数学

物理

 


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