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みきお氏(29年度合格)の体験談!

2016年7月に東大編入合格した、みきお氏から体験談第4号が送られました。

お、北は北海道は旭川ですね。わたくし去年旭山動物園、美瑛〜富良野、札幌、実家コース行ってきましたよ。あ、誰も興味ないってな。
北海道には小山太郎世代では4つあったんですが、創立わずか20年弱で母校がなくなり現在3校ですね。

っと、体験談に早速行ってみましょう。

2016.08.06 更新

〜小山太郎流〜に報告メール着 

みきお氏:
はじめまして。平成29年度の東大編入試験で精密工学科に合格いたしました、旭川高専の「みきお」です! 旭川高専には東大の受験者はほとんどいなかったので、小山太郎流が私にとっての情報源のほとんどでした。
勉強の参考だけでなく、モチベーションの維持にも大いに活用させていただきました。小山さん過去の受験者の皆さんには大変感謝しています。
私のように周囲に情報源のない東大編入受験生への手助けが出来ればと思い、体験談を添付いたしましたので、小山さんぜひ編集と掲載のほどよろしくお願いいたします。 試験の成績開示も請求していますので通知が届き次第お送りします。 なにか不足/修正点等がございましたらどうぞお気軽にご連絡ください。 ただ、あまり早くお返事を返せないこともあると思いますのでご了承下さい。

小山太郎:
おっと、体験談編集しているところに新たな体験談が!! (この時1〜3弾編集中)
みきお氏、合格おめでとうござんっす!!!
旭川高専は先輩で何人かいるよね確か。 小山太郎の代にも居た気がした! それは置いておいて、体験談確かに受け取りました。 編集に少々時間を要するので来週末あたりと気長に考えていただければと! ちなみに第4弾になりまする。


【きっかけ】  

中学生の頃からブレインマシンインターフェース(BMI)に興味を持っていて、BMI関連のニュースをときどき読んだりしていましたが、低学年の頃は進路についてはなんとなく自分の行けるところに行こうかなーといいかげんに考えていました。
東京大学に行こうと本気で決心したのは4年の12月頃でした。この頃にいいかげん進路を決めようと思い、BMIの研究をしている研究室を調べたり、各大学の研究費やカリキュラムを調べたりしました。
最終的には、総合大学で色々な人との人脈を作りたいこともあって、東京大学に行こうと思い、過去問を取り寄せました。
実際に過去問を見てみて、数学は一瞥した印象では解けそう、物理は授業で習った部分は解ける、英語は分からない単語が結構あるな、といった感じだったので、まあこれから頑張ればなんとかなるかなーと思い東大を第一目標に勉強を始めました。

【初期状態】
学科は電気情報工学科、部活で高専ロボコンをやっていました。

【TOEIC】
4年の9月に準備せず受けて695
4年の1月末に一ヵ月くらい勉強して765
5年の4月に二週間くらい勉強して820

【成績】
1年からほとんど1位、ときどき2位でした。


【1〜3年】 

1年の頃はまじめにノートをとっていたのですが、ふと板書と教科書が大して変わらないことに気づいてからは黒板をあまり見なくなりました。教科書を読みながら、教科書に書いていなさそうなことを先生が言っていた時だけ教科書の余白にメモを取って、残った時間は問題を解いたりしていました。既に教科書に書いてあることと同じ内容をわざわざ写経するのは馬鹿げています。
教科書とは全然違うことをしている授業なら、言っていること、書いていることを理解しながら、自分でそれをまとめてノートを作りました
試験勉強はあまりしていませんでしたが、試験期間が近づくと周りの学生に勉強を教えていました。自分一人ではモチベーションが保てなくても他の人と一緒にやるとやる気が出ました。周りに教えていると自分の理解度が分かるのでおすすめです。 また、この頃から分からないことがあったら勉強でも部活でもとりあえずネットで検索して論文や大学の講義資料などを読む癖がついてきました

【数学】
中学の頃から数学を色々勉強していたので惰性で1年の頃から東京大学出版会の解析入門 (1)解析入門 (2) 基礎数学 3線型代数入門 (基礎数学1) を少しずつ読んで演習を解いていました。

【英語】
入学してからずっと部活で高専ロボコンをやっていたので電子部品の英語で書かれた仕様書、ソフトウェアのマニュアルや海外のフォーラムを日常的に読んでいました。そのため、やたら専門分野だけ英語の語彙力が付きました。おかげで英語が身近になった気がします。

【物理】  
大したことはしていませんが、入学時に高校数学は終わらせていたので、本来微積分を知らない低学年の頃から力学の公式の多くを覚える必要がなかった(導出できるようになっていた)ためかなり楽が出来ました。数学でもそうなのですが、常に公式、法則がなぜ成り立つのかを考えながら授業を受けていました。当時は単なる知的好奇心でやっていましたが、新たな公式を既存の公式から導くのはある意味良質な応用問題になっていたのかもしれません。


【〜4年10月】

24時間部活に熱中していました。4年の春ごろには少し大学のことも調べていましたが、ロボコンのルールが出るとそれも忘れてしまいました。また、実験レポートも放り出して熱中していたので実験の評定が可になってしまいました。これを面接で突っ込まれるとは想定していませんでした。夏からは睡眠不足でめちゃくちゃ眠たかったのを覚えています。寝不足で授業はあまり聞けませんでしたが、授業で配られる課題は授業中に終わらせるようにしていたうえ、試験期間中に周りに勉強を教えることは継続していたので成績はまあまあ維持できていました。

【数学】【物理】
授業のみでした。

【英語】
授業の他に、引き続き部活でも英語を使っていました


【4年11月〜】

その年のロボコンが終わり、溜めた学校の課題を消化しながら【きっかけ】に書いたように勉強を始めました。

【数学】
いまひとつ線形代数に自信がなかったので、長谷川浩司さんの線型代数[改訂版] をときどき読んだりしていました。

【英語】
英語が課題になるだろうと思っていたので、語彙力強化のために、DUO 3.0 を通学中にバスの中で聞いてTOEICの勉強をしました。他大学で提出を求められていたのも理由の一つでした。

【物理】
授業でたまたま使っていた物理学基礎 を一通りやりました。普段使わない流体力学や熱力学をほとんど忘れていることに気づきました。


【4年春休み】

【数学】
大学編入試験問題 数学/徹底演習(第3版)-微分積分/線形代数/応用数学/確率- を買いましたが、ざっと見た感じ確率統計以外は解けそうだったので放置しました。確率統計はそのうちやろうと先延ばしにしました。

【英語】
1月末のTOEICが800に届かなかったのが気になったので引き続きDUO3.0を使い、聞いた英文を発音しながら書き出して、スペルを見違えた部分や意味の分からなかった部分を繰り返し練習しました。

【物理】
物理学基礎ではまだ問題量が足りないなと思い、基礎物理学演習 (1) (ライブラリ工学基礎物理学 (別巻=1))基礎物理学演習 (2) を買いました。春休み中は基礎物理学演習Iをやっていたと思います。普段通りまず公式を確認して、どうしてそうなるのかが分かるまで徹底的にネットとかで調べて考えて、それから問題を解きました。


【5年4月〜6月】

このころは周りも編入試験ムードになり、ときどき周りから北大など他大学の編入試験の過去問を教えることも増えてきました。これもいい練習だったかもしれません。また、電通大の編入試験も6月に受けました。初めての学力試験はやはり緊張しました。東大の前に他の大学で慣らすのはおすすめです。あとテスト中にトイレに行きたくなって全く集中できませんでした。これ以降は試験の合間には必ずトイレに行くようにしました。もし東大でこのようなことが起きていたら落ちていたかもしれません。

【物理】
基礎物理学演習IIをやっていましたが、ネットを参考にしているうちに好奇心で解析力学、統計力学なども少し勉強していました。  

【英語】
4月に受けたTOEICで820点だったので、TOEICはもういいかなと思い、新しい勉強法を探していました。今思えばここで英作文の勉強に取り掛かるべきだったのかもしれませんが、先月読んだ人工知能の本に触発されて、呑気にもCourseraというサイトでスタンフォード大学の機械学習のコースを始めました。英語のビデオ教材を通じて学習し、英語で書かれた課題を提出する方式で、課題の期限が定められているため、毎週必ず英語に触れる習慣がついたのは良かったかもしれません。  

【数学】
6月ごろにぼちぼち確率もやろうと数学/徹底演習をめくってみると、Courseraの機械学習の中で7割くらい既にやっていたことが分かり、残りの知らない部分は1日で終わらせました。結果的には一石二鳥になったのかもしれません。結局数学はほとんど勉強せずに終わりました。


【試験1週間前】

ここで過去問を見直して英作文を忘れている事に気づき、ドラゴン・イングリッシュ基本英文100 をあわてて購入しました。日文を読んで英訳し、英文と照らしあわせて自分の英作文を修正していきました。ときどき不安になったら過去問で数学と物理を解いて、十分時間内に解けていることを確認し、「万一英語が低くても数学物理は大丈夫だからいけるはず…」と自分を励ましていました。この一週間は何かしゃべろうとすると「これを英語で言うならどうなるだろう」と常に考えていました。ここが一番勉強した時期かもしれません。


【前日】
試験会場を下見した後でフォーレスト本郷に泊まりました。試験会場の本郷キャンパスが近くにあるので門までは迷いませんでしたが、敷地内で結構迷ったので下見して正解でした。  工業系の単語が急に不安になって東工大英単 ――科学・技術例文集 を読み、試験に出てきそうな単語を覚えました。緊張して眠れなかったのを憶えています。

【試験】

ホテルの朝食を食べてすぐに会場(工学部八号館)前の休憩スペースでのんびりしていました。この時はもう不安を通り越して、「まあ落ちても死ぬわけじゃないし」と気楽になっていました。試験会場に入ってみると70人くらいの受験者がいて、このうちの7割くらいは落ちるのかーと考えていました。  
試験の間は一応持ってきた参考書を、「まあ今更読んでもしょうがないよなー」と思いながらもやることもないのでだらだらと眺めていました。 また、TOEICを受けるころから、試験の直前にはミルクチョコレートを食べるようにしていました。どこかで集中力が上がると聞いてから、おまじない兼、自分の切り替えスイッチとして食べるようになりました。

【英語】
「あれ、意外と書けるじゃん!」というのが第一印象でした。2,4問目の日訳・英文読解は自信をもって答えることが出来ました。
3問目の英訳については過去問見て自信がなかったのでとりあえず飛ばして、5問目の自由英作文を、できるだけ自分の知っている簡単な言葉で書くようにしました。作文の途中で単語が出てこなかったときに、たまたま問題文に使えそうな単語があったのでそれをパクったのを覚えています。その後3問目もなんとか書くだけ書いてだいたいちょうど試験時間になりました。

【数学】
「あれ、英語は一応全部解答できたぞ?これはいけるかも!」と少し調子づいて数学に臨みました。微分方程式の問題はただの同次形の微分方程式だったので軽く解けました。
統計の問題はちょうど機械学習でたくさん使ったシグモイド関数が問題に出てきてにやつきました。最後の方の計算が長くなりそうだったのでいったん飛ばして他を解いた後に戻って解きました。
複素関数の問題は普通に極と留数を求めて周回積分を求めるだけだったので楽でした。4問目の内サイクロイドの軌跡を描く問題はときどき計算ミスをしては確かめて気づいて修正し…を繰り返しながらなんとか描けました。
5問目の行列式をもとめる問題は余因子展開をするだけの問題だったので非常に楽でした。

【物理】
英語・数学がうまくいった気がしたのでリラックスして受けられました。が、1問目の坂のついた台車から球を転がす問題はパッと見て解法に自信がなく、ひとまず見なかったことにして2問目の帯電した球を複数個合体させる問題を解きました。これは自信がありました。
3問目前半は普通のドップラー効果の問題で楽に解けたのですが、後半が円運動する音源を静止する観測者から見たときの問題で、あ、これは無理っぽいなーと淡々と感じ、1問目に戻りました。1問目は坂が直線状な前半についてはなんとか解けたはずでしたが、坂が四分の一の円状になり、球が複数個になった後半は答えがどんどん複雑な式になっていくにつれて、たぶんどっかで間違えているのだろうなーと感じていました。 解けるところまで解きましたが、結局1問目の2割は白紙、3問目の半分も白紙で、解答用紙を回収されながら「あれ?やっちまったか?」と感じていました。

ところが、英語や数学の試験後は騒いでいた受験者が、物理が終わった後全くの無言で退出していくのを見て、「あれ、ひょっとして全員物理やらかしたんじゃね?」と心のうちにわずかな希望を抱きながら正門を抜けホテルに戻りました。

【一次試験後
「まあ終わってしまったしもうどうもならないよなー」と気にしないふりをしながら学校の課題をやっていました。万一落ちた時に受ける大学のために化学の参考書も買っておきましたが、結局課題をやっていると合格発表の日になってしまいました。  
発表日当日は、放課後の教室で雑談していると、家族から合格しているぞ!とメールが届き、すぐさまスマートフォンから一次合格者の一覧を見ました。自分の番号を見つけた瞬間、網戸に向かって叫びました。その後、18人の合格者数と過去の二次合格者数を照らし合わせ、「まだ二次で何人か落ちるなー」と思っていました。英語面接の練習でもしようかとも思いましたが、色々他の用事もあって、結局練習しないまま東京へ向かいました。「まあたぶん英語面接はないだろうし、万一あってもなんとかなるだろう」と根拠のない自信を精神の支えとして東京に向かいました。

【面接】
 待合室に行くと他の受験者から話しかけられ、一次試験の感想や自己紹介などをしていました。聞いてみたところやはり一次の物理は難しかったようです。  
英語面接はなく、面接では、
・志望理由  
・去年のロボコンのルール  
・去年のロボコンでの役割  
・去年の実験の成績が可だけどなんで?  
・去年の実験ではどんなことをやったの?  
・将来はどうする予定?  
・日本には色々問題があるけどそれを解決するためにどういう研究がしたい?
といったことを聞かれました。去年実験で何をやっていたのか思い出すのに時間がかかってとても焦りました。面接官の人数は十数人で、時間は十分くらいでした。  面接が終わった後、外にスーツの若い人がいたので話しかけると案の定受験生で、将来について話したりしながら一緒に昼食をとりました。これを面接前にやっておいたらもっと喋れたかなーと思いました。

【試験結果】
無事二次試験も合格し、祝いに回らない寿司を腹いっぱい食べました。 成績開示を申し込んでいるので届き次第送ります。


【試験結果】 

成績開示の結果が来たので画像とともにお送りします。


英語367/500数学426/500物理275/300でした。
やはり勉強量が結果に表れています。ただ空欄だらけの物理が9割超えたのは信じられませんね。 ごまかしだらけの英語が7割超えたのは幸運でしょうか。 数学はまあ妥当なところでしょうか。


【思ったこと】 

 実際のところ、かなり編入試験への勉強の期間は短かったと思います。それでも受かった理由は日ごろからの積み重ねなのかもしれません。 ではどう積み重ねればよいのかと言いますと、定期試験の点数の為に勉強するのでなく、きちんと理解するために勉強することです。 他の人に勉強を教えるのはおすすめです。原理・法則や考え方をちゃんと筋を通して説明できれば知識を自分のものにできたことの裏付けになるはずです。正解が出せるかではなく、正解を論理立てて人に説明できるか、です。  
身の回りに同じ東大を目指す仲間も、協力者がいたわけではありませんでしたが、参考書を読んで、分からなかったらgoogleで検索すれば大体なんとかなりました。結構わかりやすい個人サイトや講義資料が転がっています。仲間を見つけるのは大切ですが、万一協力者が得られなくても諦めないでください。案外どうにかなるものです。

小山太郎:
さーどうでした?

思ったこと、に書いてある「日頃からの積み重ね」。これ本当に大事です。
小山太郎のような短期詰め込み型は、染みついていない汚れみたいなものですぐ脳から離れてしまいます。(今現在、ほぼほぼ抜けてますからねぇ・・)

教える事も、自分のその分野への理解度を再確認する上で非常にいいですね。自分の考えにはなかった質問が来ることもあります。そういう時にその分野への自分の理解度、深さを認識出来ます。と、同時に応用力も求められますね。
そもそも授業についても、やり方に疑問を感じたら自分で考え行動に移し時間を有効に使っています。

みきお氏は勉強というより趣味感覚だったようです。好きな事をやっていた延長上に編入筆記試験があるのであれば、編入試験の勉強は傾向を知り対策するくらいで済みますね。

チョコは小山太郎もやっています。体験談編集時にもチョコ食べてますよ笑


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