〜小山太郎流〜ホームへ
 Home > 東大編入について 「体験談:56番氏」

contents

東大編入について
編入って?
きっかけ
勉強期間について
勉強Tips
参考書
東大編入体験談
試験の成績開示
naruchan氏(S53)
こんどぅ氏(H18)
あや氏(H19)
ヨシ氏(H19)
ずくし氏(H19)
BOSE氏(H19)
poi氏(H19)
wavelet(H19)
ユタロ氏(H19)
jumper氏(H20)
sekky氏(H20)
うっちー氏(H20農)
MARCH氏(H21)
56番氏(H21)
iemon氏(H21)
MS氏(H21)
お餅氏(H21)
士月氏(H21)
Robo氏(H21)
naohachi氏(H22)
あるあ…ねーよww氏(H22)
なお太郎氏(H22)
コロッケ氏(H22)
らいむ氏(H22)
Trick氏(H22)
Lawliet氏(H23)
kamaryo氏(H23)
二三郎氏(H23)
うえ氏(H24)
めりんぎ氏(H24)
ぼす氏(H24)
yoshidars氏(H25)
ru_pe129氏(H25)
なとりうむ氏(H25)
KKK氏(H26)
たかと氏(H26)
しょた氏(H26)
あさ氏(H27)
lmb氏(H27)
O.T.氏(H27)
ミナ氏(H27)
どんちゃん氏(H27)
ひよこ氏(H27)
sheng氏(H27)
KBTIT氏(H27)
はや氏(H28)
まつ氏(H28)
もりもん氏(H28)
supikiti氏(H29)
宇月幸成氏(H29)
かず氏(H29)
みきお氏(H29)
lynte氏(H29)
Y.S.氏(H29)
くろちゃん氏(H30)
vitocchi氏(H30)
Alex氏(H30)
まりぼー氏(H31)
アキミツ氏(H31)
S.R.氏(H31)
LOLTATAIMAI氏(H31)
astra氏(H31)
むかい氏(H31)
エリー氏(H31)
がき氏(H31)
T氏(H31)
雀氏(H31)
失敗談から学ぶ
編入学リンク
受験時の宿泊
東大生活体験談
FAQ
東大編入後マニュアル
ドラゴン桜肯定派



 

56番氏(21年度合格)の体験談!

2008年7月に東大編入合格した、56番氏から体験談が送られました。

さ〜って。いってみますかい!!
というか、そもそも名前の由来が第一弾のMARCH氏といい、適当すぎだ(笑)

56番:
「どうも56番です。ドラクエのスライムが好きなんで 名前はslimeにでもしておいてください。適宜添削して 掲載お願いします〜」

いや、んなこと言ったって遅いって。
人間第一印象で大体決まるもの。というわけで、あなたにslimeなんて名前はつけません「56番」でいきます♪
これだけは絶対に譲れねぇ〜〜

「56番や嫌だから掲載しないで」と言われても、掲載します。
「掲載したら訴えてやる」と言われても、掲載します。
小山太郎@どSでいかせていただきます。(名前に関してだけね)

2008.07.24

〜小山太郎流〜に報告メール着 

56番:
「小山さんのHPを知ったのは去年の暮れくらいでしょうか…
自分が小山(おやま)高専に在籍してるもんで最初見たときは「!!!!」と思いました。
しかしよく見てみると… こやま と書いてある…すみません これに気がついたの六月です(笑)」

小山太郎:
「このHP。まだ認知度低いのかなぁ・・・「東大編入」とかのキーワードでは上位に出てくるんだけどなぁ。
てか、つっこむところ、ここじゃないな。”こやま”に決まってんだろ〜〜が!!(はいはい)」

56番:
多くのもの、人に支えられて掴んだ合格ですが本当に小山さんのHPには助けられました
勉強の参考にもなるし、他の人の勉強量を見て「まけてられねー!」とやる気を再度出すのにも使わせてもらいました」

小山太郎:
「先輩の体験談は、経験したこと=事実を語ってくれてますからねぇ〜。説得力はとてつもないっすね。思えば、こんどぅ氏(H18)が東大受験する後輩たちのためにもと、体験談を送ってくれたのが始まりです。
そして、それが続き、今年で4回目。あ、やべ・・・おっさんなんか嬉しくなっちゃいましたよ。自分が参考になったと思ったら、それを後輩にも伝えていき・・それが続いていって、より多くの人の参考になっていくっていうのって、理想的な形ですね」

56番:
小山さんのHPが無かったら東大には受からなかったかと…これ本当です」

小山太郎:
まぁな(笑)。当初のHの方針(ただ、小山太郎アピール)から大きく方向転換し、参考になってくれてるのは非常に嬉しいとこです。
あぁ・・・これも、みなが体験談を書いてくれたからっすね。」

やっべーーな。マジで、体験談。実はそれなりに大変なんだけど、がんばっちゃおーかな^^
(本気だせよ自分)


【動機】  

エネルギーを扱う機械を開発改良し、それを通して環境問題やエネルギー問題を解決したい!というように考えていました。
東大に編入できるのは知っていましたが、うちの高専からは前例がほとんど無く自分じゃ無理だろ…と思っていました。
二つ上の同じ科の先輩二人がが東工大に進学し編入に真剣に取り組むようになり、「自分の夢を実現するには東大がベストだ!」
という考えにいたりました。
っと それは表向きの動機で…
「小山太郎流に体験談をのせたい!」というのもかなり大きな動機でした!

やはり将来の夢をよく考えてから大学を決定したのが正解だったのかと今振り返っています。

小山太郎:
「エネルギーを扱い機械を開発改良」って、今の時代に沿っていて、日本が技術ではリードしている分野ですねぇ。
しかし、環境問題に対して実際に日本は積極的に技術を使っているかというと・・・
やはりヨーロッパには全然及びません。おそらくそれは、国民の意識レベルが大きく違うことが原因かと。
とは言っても、技術の部分は日本がリードしていると思うので、さらに独走体制を作ってほしいっすね!


【勉強の始まり】 

成績
一年生から四年生まで一年生の最初の前期中間試験以外すべて一位でした。
平均点はだいたい95点くらいで一番よかったときで1教科以外すべて100点ってことがありました(自慢じゃないです。)

小山太郎:すかさず割り込み
(いや、十分自慢してますよ・・・だけど、1位だからなせる技ですな〜
 小山太郎のようにねたむやつぁ〜1位取ってから言えってやつです。はい。)

勉強を始めたのは四年の冬あたりでしょうか
冬休みに東大、東工大の過去問を手に入れて解いてみました
ろくに答え合わせもせずに「あれ?半分くらい解けるじゃん?」と感じてしまい、これがそもそもの間違いだと気がついたのは冬休みが終わってからです。


【1月〜春休みまで】 

正直 ここが一番の山場だと思います
春休みを制するものは編入試験を制する!特に東大は夏休み前に試験があるために春休みは大変貴重な勉強時間でした。
朝9時起床 
起きた瞬間から午後五時まで数学 
その後は寝るまで英語!
という意味不明な計画を立ててしまい(笑)
一日少なくとも10時間 多い日で16時間ほどやっていたのではないかと。

数学
春休み前までに基礎を作っておいたので、応用問題に取り掛かりました。数学徹底演習ベクトル・行列・行列式 徹底演習
それぞれ三週それと高専の数学の問題集をやり応用力および問題を解くスピードを上げました。

英語
春休み前の続きでビジュアル英文解釈 (Part1) (駿台レクチャーシリーズ)をガリガリとノートに書き写しながら進行し、DUOを速読英単語(2)上級編 [改訂第3版]系に変えました。

速単
@英語だけ聞いてリスニング対策
A文章を読んで和訳
Bひたすらシャドーイング

のように使い単語を覚えるというよりはリスニングと読解力の向上につながったと思います。
必修偏、上級偏、速読英熟語を編入試験までにそれぞれ少なくとも30回はシャドーイングしました。読んだ回数を正の字を書いてカウントし モチベーションをあげながら読みました。それとリスニング対策のために灘高キムタツの東大英語リスニング (英語の超人になる!アルク学参シリーズ)の問題を解き、和訳にも利用しました



【春休み〜試験】

数学

もう半分ヤケで高専の数学問題集2・3をそれぞれ解きまくり、演習大学院入試問題泣きそうになりながら二週ほぼすべての問題を解きました。これまでやる気が無くなるという理由で避けていた過去問をここでついに解禁!
12年分をわからないところは先生に聞きながら二回解き、完璧にしました。

英語
ん…なにか忘れてる…英作文だ!とやっと気がつき英作文の参考書三冊を徹底的にやりました。東大試験では英作文の占める割合がとても多いため英作文にもたくさん時間を割いたほうがいいと思います。
英語でもここまで封印していた過去問を解きました。やはり二回解いて、次に同じ問題が出ても間違えないようにしました。
試験二ヶ月前に受けたTOEIC655点を取りここまで勉強していたのは無駄じゃなかったと証明されてほっとしました。


【試験】

極度の緊張とプレッシャーで食欲は無くなるし 睡眠不足になるしで大変でした。
試験前日は勉強する気がまったく起きず、筋トレしたりバレーボールを見たり、鏡を見て自己暗示をかけたりしてました(笑)

英語
今年はリスニングが短いのか!2分程度しかありませんでした。なんかボーっとしていたら一回目のリスニングが終わってしまい、あせりながら解いたのを覚えています。出来は自分ではなんともいえませんが五割〜程度でしょうか…かなり自身がなかったため
英語と数学の間の時間に東大の中をぶらぶら散歩して、風景を目に焼き付けてました。

数学
最初に見たときに「おおおお?」と思いました。解けなさそうな問題が無くてちょっと安心したのですが…
特に解けなかった問題は無かったのですが緊張でケアレスミスを連発時間配分も間違ったために黄金数と確立の問題が中途半端になってしまいました。
出来は七割〜でしょうか。

完全に落ちたと思いました。落ちたと思ったとき、思っていたよりも精神的ダメージがかなり大きかったので、自分は本当に東大に行きたいんだなと再確認させられました


【最後に】

完全に落ちたと思い、この世の終わりのようなテンションで東大に行くとそこには自分の番号が!!
もしかしたら強い志望動機が奇跡を起こしたのかもしれません…

最後に助けられたのは友達と先生方でした。一人だったら確実に心が折れてましたね…
編入はやれば確実に入れると思うので、来年以降受験する人は勉強も大事ですが、勉強量を維持する動機目標を見つけることが大事だと思います。

何の偶然か勉強に使ったノートが56冊、自分の受験番号が56番でした。(添付写真)

小山氏:
さ〜どうでした?
試験を終えたあと、「落ちた・・」と思ったのは、小山太郎も同じです。ただ、小山太郎の場合、もともとのポテンシャルが低すぎたところからやっていったので、「あぁ・・やっぱ1年ちょっとでは皆が言ってたように無理だったか」と、現実が見えてきた分それほど落ち込みはしなかったが・・・

しっかし、今年は、勉強開始が遅い気がするなぁ。
てか、そもそも授業中などにしっかりやっていた人が多いってことかな!?

あと、何回もやって体に浸み込ませる。
英語なんかは30回!いやはや素晴らしい!!
自分のものにしていく過程で、自分のことをよく知っているから「これだけの回数が必要だ」となったんでしょうね。

うーん。というか、小山太郎的にはMARCH氏とかぶるところがあるなぁ。
で、文章見て思ったことを書こうとしたら「あれ?これって前に書いたしなぁ・・」と思ったり。

この勉強手法が結構いいんでしょうかねぇ!?


参考書一覧

これ以外にも使っていますが、探しだせた分を載せています。
※お勧めは背景がグレーです

英語
 

数学
 

 


〜小山 太郎流〜