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めりんぎ氏(24年度合格)の体験談!

2011年7月に東大編入合格した、めりんぎ氏から体験談が送られました。

年末にケーキ大量に食べていた時に、体験談編集という仕事をいただきましたよ。
いや、うれしいですよ(もっと嬉しさ表現しろってな^^)

さて、年末の休息を返上してやりましょうかね^^

2011.12.31 更新

〜小山太郎流〜に報告メール着 

めりんぎ氏:
はじめまして、めりんぎと申します。今年の東大編入試験に合格した者です。学科は電子・情報系学科群です。

今年の体験談が一人だけなのはまずかろうと思い書いてみました。
本当はもっと早めに体験談をお送りしたかったのですが、だいぶ遅れてしまいました。
年末のこんな時期で申し訳ないです。

体験談はテキストで添付してあります。
全体的に過去の先輩方のパクリみたいになってしまいましたが、私自身も真似ながら行動していったので仕方ないということで…。
脚色の腕が無いのでそんなに面白くないかもしれません。そこは小山さんの文才にお任せしますw
あと写真とかは後でお送りします。

恒例ですが受験前に小山さんのサイトは本当に参考になりました
全国の高専生の平等のためにも小山太郎流は不可欠だと思います!

小山太郎:
どもども。
一人じゃまずいとかって特にないっすよ^^;
あれ!?HP上でさりげなく強要してたか!?(汗)

という冗談はさておき、ありがとござんす!
パクリと書いてあったけど、パクリって実は難しい。
蓄積されたらそれが王道にもなるしね。
なにより成功体験を真似しないでどうするってやつですよ!

そりゃもう今後も続けますよ!


【きっかけ】  

東大に入ろうと思った理由は、「優秀な人々とアカデミックな会話がしたい!」ということです。学問について深く語り合える友達や先生がいる環境に昔から憧れていました。そしてそういう人が日本で一番いそうなのはやっぱり東大だと思ったわけです。
子供の頃からプログラミングが大好きなので電子・情報系を選びましたが、情報系の何を研究するかは決めていないです。本当はさらに具体的な目標があればいいのですが…。

席次は1年から現在(5年前期末)まで常に1番です。


【1年】 

中学生の頃近くの進学校と高専のどちらに進学するかで悩んだ末、早いうちから情報系の勉強ができる高専を選びました
卒業後は最初から大学編入するつもりで高専入学前から既に意識していましたが、まさか東大を受けることになるとは考えたこともありませんでした。ただネット大好きだったので、中学生の頃から編入試験について色々と情報は得ていました。小山太郎流についても存在だけは知っていたはずです。

それと1年の頃から毎年ロボコンに参加してきましたが、機械系に特別興味がなかったのでプログラムばかり書いてました。それでもロボコンは高専に入って良かったと思えるポイントの一つですね。アイディア決め(5月)と追い込み(9月)の時期は忙しかったのですが、成績は下がらないように気を付けていました


【2年】 

この頃から編入試験の具体的な内容について考え始めて、周りの評判を元に何となく東工大第一志望にしようと考えていました。

【数学】
2年の冬に『大学編入試験問題 数学/徹底演習 (第2版) - 微分積分/線形代数/応用数学/確率 』を購入してみましたが、まだ授業で触れていない範囲だらけでほとんど手がつけられませんでした。同じ頃先生から『新編 高専の数学1問題集 第2版 』のB・C問題を解いてみると良いらしいと聞いたので、数学の気分になったときに面白そうな問題をピックアップして趣味で解いてました。

【英語】
同じく2年の冬に『DUO 3.0 』と『DUO 3.0 / CD復習用 』を購入して本格的にやり始めました。当面の目標は英検2級で、2年生の終わりに合格しました。
『DUO』にはまず冬休み一週間をフルに使ってCDを少しずつ聞きながら、知らない単語を音読したりノートに写したりしました。それが終わったら、今度は毎日寝る前にCD全体を聞いてから寝るようにしました。しかしさすがに毎日全体通すのは長すぎるので、途中から一日10トラックずつ聞き進めるようにしました。

【化学】
東工大を受けるつもりだったので当初は化学も勉強するつもりでした。化学には苦手意識を持っていたので、早めに勉強を始めようと『化学I・IIの新研究―理系大学受験 』を買ってみましたが、暗記項目が多すぎてすぐに挫折しました。


【3年】 

【数学】
暇なときに『大学編入試験問題 数学/徹底演習 (第2版) - 微分積分/線形代数/応用数学/確率 』の面白そうな問題をかいつまんで解いていました。
3年の終わりの学習到達度試験では冒険せずに習った範囲のみ解いて、数学・物理共に数問間違えた程度です。

【英語】
DUO 3.0 』は引き続きヘビーローテーションしてました。3年の中盤にはほとんど丸暗記が完了してました。

〜留学〜
4年生になる前の春休みに、学校からの援助のもとアメリカのコミュニティカレッジに2週間だけ短期留学しました。
それで英語力が劇的に向上したわけでは無いのですが、視野を広げるいい機会になったと思います。世界を見れば上には上がいるということですね。


【4年前期】 

4年の春から本格的に受験の危機を感じるようになり始めました。まだ志望校は明確に決まっていませんでしたが、6月ごろから次々とネットで参考書を買い込み始めました。

そんな中で7月、一年上の先輩が東大に合格したという話に衝撃を受けました。(その先輩と、その話を教えてくれた先輩には今も感謝しています。)でも聞けば聞くほど、「自分にもできるんじゃないか」などと感じたのです。決して高すぎる目標ではないと思ったので、ついに東大合格だけに目標を絞って勉強することを決意しました。


【4年夏休み〜冬休み前】

受験期で一番勉強したのはもしかして4年の秋かもしれないです。この頃はロボコンもそっちのけでひたすら勉強していました。周りの人には受験の話題ばかり振るようになりました。

とある先生から「情報カード」で知識をまとめていくと扱いやすいと教わったので、勉強向けに検討した結果として5×3の方眼の情報カードを買いました。このサイズはPoICなどでも推奨されているらしくオススメです。
情報カードには数学や物理で理解した内容をまとめていきました。しかし、教科書を写すだけだったら教科書を見ればいいだけなので意味がないわけで、「将来出版物にまとめる」ぐらいの勢いで一枚一枚自分なりの解釈を書いていきました。今見返すと大したクオリティではないですが、当時は真剣でした。

【数学】
7月から『大学編入試験問題 数学/徹底演習 (第2版) - 微分積分/線形代数/応用数学/確率 』の例題除く問題を順番に解き始め、9月ぐらいまでに確率を除いて一通り終わらせました。確率は後でやれば良いという考えで放置していました。
そこからは『高専の数学 3 問題集 (第2版) 』『新編高専の数学2問題集 第2版 』のB・C問題を解き始めました。『3』の確率はまた飛ばしました。分からなかった問題は「Give & Take」も参照しましたが、『徹底演習』でそれなりに鍛えられていたのでそこまで苦労しませんでした。
12月頃は演算子法の便利さに感動し、図書館から適当な本を借りてきて一通り公式を覚えました。

【物理】
4年の物理の授業では、シラバスを無視した非常勤講師が適当な授業をやっていたので、剛体などの知識が完全に抜け落ちていました。
夏休みからは『演習力学 (セミナーライブラリ物理学 (2)) 』を始めましたが、ひどく難しくてなかなか進まず、剛体まで片付いたのは11月頃でした。それが終わったら次に『電磁気学演習 (理工基礎 物理学演習ライブラリ) 』を解き始めました。電磁気も知らない知識が多くて大変でしたが力学よりは楽しんでやれました。

【英語】
4年の9月に初めてTOEICを受けたら、710点とそれなりに良かったのでホッとしました。最初から700点代が取れたのは間違いなくDUOを頭に叩き込んでいたからだと思います。
英作文を一から身に付ける必要があったので、『大矢英作文講義の実況中継―高2~大学入試 (実況中継シリーズ) 』を少しずつやって、英作文のコツをつかんでいきました。あと『速読速聴・英単語Core 1900 ver.4 』を暇な時にやっていました。これはDUOほど力を入れずに、時間がある時に補助として使いました。


【4年冬休〜春休み前】

冬休みからは自分の部屋にストーブを持ち込んで、部屋に閉じこもって勉強していました。正月はだらけてしまい大して勉強しなかったので、一日の勉強時間は平均して7時間くらいだったと思います。

【数学】
1月中頃までに『高専の数学2・3 問題集』がようやく全部終了しました。それからは『応用数学 新訂 』でベクトル解析・ラプラス変換・複素関数を勉強しました。出題分野を大体こなしたような気になっていて、この頃から数学に関しては結構楽観視していました。

【物理】
電磁気学演習 (理工基礎 物理学演習ライブラリ) 』がある程度進んだ辺りから、『物理のエッセンス力学・波動 改訂版 (河合塾SERIES) 』の波動分野の問題をひと通り解きました。
他の教科と比べて、物理にはかなりの危機感を持っていました。物理は類題を解いたことが無いと苦戦するだろうと予想していて、できるだけ豊富な問題パターンを身に付けるようにしました。しかし現代物理学だけは「どうせ出るわけないっしょ」と思って完全に飛ばしました

【英語】
この頃は英語をほとんど勉強せず、他の教科に時間を回しました。
1月に受けたTOEIC IPは790点でした。点数が上がったのはおそらくコツをつかんだからだと思います。


【5年春休み】

東大編入前の最大の山がここ、とよく聞きますが、私の場合それまでと大して変わらない勉強スピードでした。むしろ失速していたかもしれません。一日の勉強時間は平均で8時間くらい、頑張った日も10時間で限界でした。
3月11日の震災では家が結構揺れましたが、幸いにして電気が止まることもなく通常通りに生活することができました。しかし灯油の供給が不足して自分の部屋でストーブが使えなくなり、家族と同じ部屋でテレビを見る時間が増えてしまって、なかなか勉強に集中できずにいました。もっとも、被災地のライバルははるかに厳しい状況だったはずですが…。
3月からは過去問も始めました。学校にあった過去問は8年分で、全て時間を計りながらルーズリーフに解いていきました。試験1週間前までに何とか2週し終えました。

【数学】
明解演習微分積分 (明解演習シリーズ 2) 』は計算が面倒な問題が多すぎて、第1章の途中で挫折しました。その次は『明解演習 線形代数 (明解演習シリーズ 1) 』から、2次標準形やジョルダン標準形などの出題されそうでまだやっていない分野を抜き出して勉強しました。
3月の中頃は気分が乗らなかったので、『高専の数学 3 問題集 (第2版) 』などから常微分方程式の解法パターンを分析して一枚の紙にまとめる、という作業を半分趣味でやりました。何でもアルゴリズムにしようとするのはプログラマにはよくあることです。
それから『複素関数入門 (現代数学への入門) 』という本を図書館から借りてあったので、複素積分の章から問題をいくつか抜き出して解きました。
過去問を解いてみると平均して6〜7割は取れそうだったので、何とかなると思いました。

【物理】
電磁気学演習 (理工基礎 物理学演習ライブラリ) 』の残りの問題を片付けました。電磁波の理論は出ないと思ったので飛ばしました。次に『基礎物理学演習 (1) (ライブラリ工学基礎物理学 (別巻=1)) 』から力学の分野だけ解きました。それが終わると熱力学を始めて、『熱・統計力学演習 (理工基礎物理学演習ライブラリ (4)) 』の1章から3章半分まで解いていきました。熱力学の勉強は全くの初めてだったので、時々「EMANの物理学」というサイトの解説を読んで参考にしました。
過去問は年度ごとに出来の変化が激しく、大丈夫な年だと7〜8割は解けるのに、ダメな年だと2〜3割ぐらいしか取れそうにありませんでした。過去問のうち歯が立たなかった問題は、参考書から類題を探して一つ一つ解決しました。どうしても分からなかった場合だけ物理の先生に聞きましたが、それでも解決しなかった問題もありました。

【英語】
工業英語ハンドブック 』で、英文を見ずに日本文を英訳して(書かずに)読み上げる、という練習を始めました。これは受験前まで続けて何週もしました。英作文は語彙とイディオムが勝負なので、かなりの効果があったと思います。
去年合格した先輩に『話題別英単語 リンガメタリカ [改訂版] 』をオススメされたので買ってみました。この本は各テーマの解説が面白く、英文も適度に難しいのでやり応えがありました。中途半端だった『速読英単語(2)上級編 [改訂第3版] 』も一気に終わらせて、毎日寝る前に全体をリピートして聞いていました。あと『速読速聴・英単語Core 1900 ver.4 』も引き続き少しずつ進めて、シャドーイング教材として使っていました。
過去問を始めた頃は時間不足でしたが、和訳と英作文のスピードを上昇させるように努めるうちに時間が余るようになっていきました。7割ぐらいの点数を安定して出せるように練習しました。


【5年前期】

4月になると授業が始まって余裕が無くなってきて、過去問中心に勉強するようになりました。
5月になると受験の願書準備で地味に時間を食われます。東大の他に滑り止めを2校受ける予定だったので、志望動機を考えたり証明写真を撮ったりしました。
受験が近づいて相当ピリピリしていましたが、ゴールデンウィークは旅行に出かけたりとたまに息抜きもしていました。気持ちとしては時間が足りないという焦りと、ここまで来たら実力勝負だという覚悟の半々でした。

【数学】
これまでずっと放置してきた確率を何とかしようと、4月になってようやく『細野真宏の確率が本当によくわかる本―数I・A (1週間集中講義シリーズ) 』を苦しみながら解き始めました。高校生はこんな難しい問題を解くのかと、ひどく自信を失いました。
演習大学院入試問題〈数学〉I 』も挑戦しようと思い、線形代数の章だけ全部解きました。それ以外の章は時々寝る前に眺めるだけに留めました。

【物理】
熱力学の勉強が終わったのは4月の中頃で、その後はいろんな参考書を拾い読みしました。過去問には相変わらず苦戦していました。

【英語】
灘高キムタツの東大英語リスニング (英語の超人になる!アルク学参シリーズ) 』を買って3セクションくらいやりました。この本の最初にはリスニングを伸ばすためのアドバイスが書いてあって、それに従って取り組むと1つ1つのセクションが相当濃くなるのでなかなか進みませんでした。
[自由英作文編] 英作文のトレーニング 』も始めの数問だけやりましたが、自由英作文はあくまで過去問メインです。

他大の受験にTOEICスコアが必要だったので、前回の反省(Section5を確実に解く!)を踏まえて5月に受けたら850点でした。


【試験間近】

某掲示板で「東大の英語には震災ネタが出る」と話題になっていたので、Natureのサイトで原発の用語を確認するなどしました。とはいえ確実に出題されるわけではないので過去問を引き続き重視していました。
受験旅行の荷造りは1ヶ月前から始めて、スーツケース含め必要そうなものを色々集めました。私は試験前に必ず腹が痛くなる体質を持っているので、体調管理については詳しく検討しました。お腹の薬を色々と準備したり、旅行日程を綿密に決めたりしました。


【試験】

試験の前々日から東京入りしてホテルに泊まりました。地下鉄を降りてホテルに着くまで散々迷ったので、前々日入りは成功だったと思います。
前日は予行演習として東大の試験会場前まで行きました。本郷キャンパスには初めて来たので、その規模には圧倒されました。
試験前夜はなかなか寝付けませんでした。ここで寝られなかったらマズイと思い、ひたすら深呼吸して睡眠導入してました。結果は予定より少し減って6時間寝ることができました。
試験会場は地下にあって、学校によくある机(狭い)が並んでいる教室でした。留学生の人は無料で受けられるらしく多かったです。

【英語】
全体的に例年通りか少し簡単だったと思います。過去問での練習通りに、和訳(途中リスニング)→英訳→自由英作文→長文読解、と解きました。リスニングの音はちゃんと聞こえました。正解だったのか分かりませんが英訳で"comprehensive"が思い出せてドヤッってしてました。

【数学】
こちらも例年通りだったと思います。
驚いたことに複素関数の最後の小問が、昼休みぼんやり眺めていた「徹底演習」の例題と全く同じでした!これはやたらと運が良かったと思います。
ベクトル解析の問題では図を見た瞬間ひるみましたが、「トーラス」という文字を見て理解しました。試験後に話題になっていた「ガウスの定理」の問題も、試験後半に気づいて解きました。
苦手な確率は解法が思いつきませんでした(T_T) 最初の小問2つくらいを指示に従って解答してあとは白紙です。

【物理】
予想通りに難しくて、試験中はパニックになりました。最後の問題に至ってはまさかの現代物理学…。問題を見た瞬間「こりゃ終わった」と思いました。
電磁気はある程度何とかなりました。というか無理やりしました。力学は難しくて、最後の小問で滑り台が飛んでいく謎の図を書いて終了。
現代物理学も最初の式変形は解きましたが、「そもそもプランク定数って何だっけ?」という絶望的な状況でした。そんな中、プランク定数の横に単位[J・s]が書いてあるのを見た瞬間「これだ!!」となり公式を復元して、書けるだけ書きました。結局コンプトン効果の途中で力尽きましたが…。

全体的には6割取れてるかもしれないと期待して、翌日の1日を東京観光して過ごしました。次の日10時に掲示板に見に行ったら自分の番号がありました!本当に嬉しかったです。ただ、面接が終わるまで気が抜けないとは感じました。

【面接】
12時に1次合格者が集まったあと面接が始まるまで数十分あって、それまでUT編入生候補同士で話す機会があります。私は面接前で緊張していて話せませんでしたが…。

・志望動機
・大学で何をしたいか
・情報系の何の分野を勉強したいか
・ロボコンではどんな課題が出されるのか
・(大学を卒業したら院に行くと言ったら)大学院に行った後はどうするか
・何の研究をやっているのか(この時言ったこととは全然違う研究をしている。)
・研究室のボランティア活動についてどう思うか(指導教官がボランティア活動について書いたらしい。参加していなかったので答えにくかった。)


【思ったこと】 

私は演習派と教科書派のどちらかといったら演習派に近いのですが、それほど演習量は多くありません。しかし、受験期には「いかにして問題をシステマティックに解くか」ということを強く意識しながら勉強していました。情報カードは自分なりの解法をまとめるのに役立ったと思いますし、ただ漠然と問題を解くのでなく一問一問じっくり消化しながらいろんな解法を探っていました。
一日の勉強時間を定めて教科の配分を決めるというのは、生活リズムの乱れた私にはとても無理な話でした。そして結果的に「やりたいときに、やりたい教科をやる」という方式に落ち着きました。たまに特定の教科のモチベーションが異常に高くなるので、そういう時は逆らわずにその教科を一気に勉強していました。これだけだと当然教科ごとに勉強量の偏りが出てくるのですが、時々進捗を振り返って遅れている分野をあぶり出すことで、自然とそこに意識が向くようになっていたと思います。
こんな怠惰な人間なので、勉強内容をノートに記録するのもすぐに続かなくなりました。私のような人は問題集に直接書き込むのが楽でいいと思います。

昔からの積み重ねがあればあるほど有利なので、基本的に授業は真面目に聞いていたほうが得でしょう。私も授業中寝たことはほとんどありません。ただ、4年生からは優先度の低い授業で内職をするのは仕方ないと思います。私は受験が終わるまで卒研も実質的にやりませんでした。もっとも私は成績が下がってモチベーションが下がるのが嫌だったので、定期テストで点が取れるだけの勉強はしていました
分からない問題があっても基本的には一人で考えて何とかしました。クラスに東大を受ける人もいなかったので…。
地味に重要なこととして、参考書を買うのにも結構お金が必要です。私はそれまでに貯めたお小遣いを放出しましたが、金欠の人は中古本とか漁ることになるのかもしれません。低学年のうちにお金をある程度貯めておいたほうがいいと思います。

小山太郎:

さて、どうでした?
4年前期の「自分にもできるんじゃないか?」が印象的ですね。
皆にトライする権利はあるのに「自分には無理」と思いこんでトライしない人多いですね。
もったいない。
トライしたら確かにつらい事や、現実を見ることはあるかもしれないけど、大体は頑張ればクリアできることばかりっすね。
この体験談を見た人で、「自分には東大は・・」と思ってる人!
大丈夫。体験談が合格へのHowToを語ってるのでそれを真似してやってみましょう。
やらないよりはやった分だけ力がつくのは間違いなし!

他の体験談にも多く書かれてますが「授業はまじめに聞いておく」はもはや定番。限られた時間を有効に使うはもう基本ですね。
まぁそれ以上にめりんぎ氏は、勉強量多いっすね。
「やりたいときに、やりたい学科をやる」とも書いてたけど、計画的に、確実に合格するように生活しているように見えます。
この辺はプログラム好きってのが出てるんでしょうかね^^

しっかし、最近の若いのは幼いころからプログラムしてるんですなぁ・・・
小山太郎が若いころは、パソコン持ってる自体「何?パソコンって?」くらいな時だったからなぁ。
時代の変化についてけなくなってる小山太郎(汗)
いや〜恐ろしい世界になりましたなぁ。

それは置いておいて、合格おめでとうござんす!
東大には面白い人たくさんいるので、積極的にサークルに入ったり、先輩に入ったら何をしたほうが良いかを聞いたりしてみてください!


参考書一覧

散々挙がっている本がほとんどですが、東大の問題に合った参考書を紹介します。


写真ですが、体験談に出てきた情報カードです。
ルーズリーフのようにバラバラにできて、紙が硬めなのでゴミになりにくいってのがポイントです。
サイズは何でもいいのですが私は小さめを選びました。
字が汚いのは許して下さい><

数学

言わずもがな、全ての問題をやるべきでしょう。付録も読んだほうがいいです。

B・C問題は全てやっておくべきです。ただ統計的推定・検定だけはやらなくていいと思います。

線形代数の本で一番良いと思いますが、少し難しいです。

この本がスラスラ解けるなら確率は問題ないはずです…。大学分野の問題は他の本で補う必要があります。

やさしめのテキストで分かりやすいです。ただ演習は他の本で補う必要があります。

図書館で見つけた本です。各章のまとめが丁寧だったと思います。

同じく図書館で見つけました。良本のニオイがしました。証明も演習も豊富です。

正直ここまで難しい問題は出ないと思いますが、各章の始めに付いている公式集は簡潔にまとまっていて参考になります。

英語

単語帳はまずDUOでしょう。DUOはCDが無いと全くに役に立たないといってもいいくらい、CDを聞きこむことが大事です。ちなみに基礎用CDよりも復習用CDが無駄がなくていいと思います。DUOに挫折する人がやりがちなパターンとして「少しずつ読み進めながらCDを聞く」というのがあります。テキストはおまけだと思って、とにかく一回でCDを通して聞くところから始めた方がいいです。

DUOに慣れてきたら東大試験用にいいと思います。理系の話題が多いので覚えた文章を英作文にそのまま使えますし、何より英文と解説が面白いです。

英作文の本としては素晴らしい出来だと思います。何回か回してやったほうがいいです。

英作文に効果てきめんです。DUO同様例文を丸暗記する勢いでやるべきです。

リスニングはTOEICに慣れていれば大丈夫だと思いますが、心配な人はこれ。

英作文の勉強をしていれば自由英作文専用の対策はそれほど必要でないと思います。

前半のニュース記事だけ見るとそれなりに良本だと思いますが、後半には劣化DUOみたいな内容が載っています。

物理

私は借りて読んだだけですが、あっさりしていていい教科書だと思いました。

一問一問が難しいですが、やる価値のある本です。剛体までやれば十分です。若干問題の傾向が偏っている気がするので、もう一冊別にやってもいいかもしれません。

演習問題が大量に載っているので電磁気のみの問題はこれ一つで全てカバーできます。ただ東大の電磁気は力学と絡めてくる問題が多いので気をつけたほうがいいです。

2章まで、余裕があったら3章までやるといいと思います。試験では難しい計算問題よりも状態をイメージできているかが問われます。

波動はおそらくこれで十分です。公式に頼らずにイメージをつかんだほうがいいです。たまに微積分を使うような大学分野の問題が出題されるのですが、そういう類題が載っている問題集は見つかりませんでした。

一通り網羅されていて基本事項の解説も丁寧なので、分野ごとバラバラに買いたくない人はこれがいいと思います。でも何かが足りない気がします…。

 


〜小山 太郎流〜