前日は東大から徒歩1分くらいのフォーレスト本郷というホテルに泊まりました。東大編入生らしき人がたくさん泊まっていたのを覚えています。流石に二回目の編入試験なのでさほど緊張することもなくよく眠れました。会場に着くと去年同様机が狭いなーと思いながら、受験者の少なさに驚きました。
【 英語】
1.リスニング
2.英文和訳
3.和文英訳
4.長文読解
5.自由英作文
リスニングは「灘高キムタツの東大英語リスニング」で練習していし簡単だったので大体できました。
和文英訳は長めの英文を全訳する問題でした。時間が足りるかどうか不安でしたが、英文自体はそれほど難しく無かったためほとんどできました。
和文英訳は短めの4つの和文を英訳する問題でした。基本的な工業英単語と英作文の知識があればできると思います。
自由英作文の(1)はコンピュータの進化について要約する問題でした。ここでは設問の最初に書かれていた日本語の文章をそのまま要約しました。(2)は科学実験においてコンピュータが人間にとって変われるかについて自分の意見を述べるものでした。私は人間は必要なくなるという立場からきちんと論理的に意見を述べられたと思います。
正確に解くことを意識していたので時間ギリギリまでかかりましたが何とか解き終わりました。点数は自分では予想出来ませんでした。
【数学】
1.微分方程式
2.確率
3.サイクロイドに関する問題
4.複素関数
5.線形代数
微分方程式の前半は簡単な微分方程式を解きロンスキアンを求めるだけだったのでできました。後半は一つの特解から一般解を予想する問題でしたが、予想した解を元の微分方程式に代入したところで複雑になり飛ばしました。見直しの時ここをもう一度解こうと思ったのですが、他の問題に気を取られていて結局解き忘れてしまいとても後悔しています。
確率は三項間の漸化式を使う問題でした。(3)の漸化式は初項と最後の項だけが分かっているタイプで、編入数学過去問特訓に載っていたので何とか出来ました。(5)漸化式はおそらく等比数列か階差数列に変形するのだと思いましたが、途中で計算が合わなくなり諦めました。
サイクロイドの問題はあまりよく覚えていないのですが、前半は簡単だった気がします。最後の問題は計算が面倒くさかったので飛ばしました。
複素関数は複素積分を使ってガウス積分を求める典型的な問題だったので全部できたと思います。
線形代数は成分が内積を使って定義される行列を用いた問題です。指示通りに解いて行くだけだったのでこれも全部できたと思います。全体的な構成は去年とかなり似ていて問題も簡単なものが多く、時間との戦いという感じでした。少なくとも6割はいってると思いました。
【一次試験結果】
数学379 英語390
一年間余計に頑張った甲斐がありました。 英語はとにかく埋めれば点数もらえる説はもはや無いと思います。去年から問題が平易化したので、とにかく埋めるのではなく正しい英作文・和訳を心がけるべきかと。また、自由英作文については書いてある内容がきちんと論理的になっているかなど重要だという印象です。
数学は部分点が結構ありそうなので埋めれば点数もらえる説は有効かと思います。それから新しいので知らない人が多いと思われる編入数学入門が結構役に立ちます。 その後二次試験までの約一週間、面接対策を頑張ったのですが台風8号の影響で二週間以上延期となりました。これによって面接対策の精度をよりあげることができ、本番でもかなり安定して答えられました。
【面接】
控室で他の合格者の方と話をしていたのですが、みんなコミュ力が高かったです。 面接は1人約10分、面接官は8人くらいだった気がします。
1志望理由を教えてください。
2(toeicの結果を見て)英語が得意なようですが、どのような勉強をしてきたのですか?
3英語の使用に自信はありますか?
4機会があれば在学中留学してみたいとおもいますか?
5自動運転に関する研究は盛んに行われていますがどのような技術が大切だと思いますか?
6自動運転自動車のセンサーはどのようなものがいいと思いますか?
7ロボット部ではどんなことをしましたか?
8ロボット部での反省は?
9
留学するようですが、なぜフィリピンを選んだのですか?
去年の面接とは大違いで普通の面接に戻りました。一生懸命文学作品を調べたりしましたが、聞かれなくて良かったです。自分の将来やりたいことについては結構突っ込まれました。また、toeicの点数は試験結果に反映されませんが私は905点を持っていることが調査書に書かれていたので面接官に好印象を持ってもらえました。ですので話のネタとしてtoeicを頑張っておくのもいいかと思います。 |