小山太郎:
さて、確認メールにまたまた追加となるべきメッセージが載っていましたので。
しっかし、こんどぅ氏がこんなに熱い人とは思っていなかった。でも、この熱い想いってすっごく大事で、それをはっきり言える人って実はなかなかいない。
勝手に載せたいと思ったので、載せてしまいます(確認は後でっと^^)
こんどぅ氏:
自分がこうして体験談を書こうと思った一番の理由は、 「高専生が社会で、日本で、世界でもっと活躍して欲しい!」 という思いからです。
そして、その一番の近道は、 「世界トップレベルの大学へ行く」 ことであると思っています。 小山氏も一度くらい、 「東大なんて日本ではトップだけど、世界の大学と比べたら大したことないんじゃないの?」 という話を耳にしたことがあると思いますが、実際はどう感じましたか?本当にそうだと思いますか?
小山太郎:
うーん。実際どうなんだろうか・・・個人的には、社会のほうが数段進んでいる感があったってことかなぁ!?っと、生ぬるい生活をしていたのに言うことだけは言う小山太郎・・・。人間のタイプにもよると思うが、小山太郎のような人間は基本、楽する型なので社会にいたほうが合ってるとも思ったっすね。
ただ、東大の空気は楽しちゃダメ的な感覚にさせてくれるし、刺激の強い人ともたくさん出会え、すごくいい時間だったことは確か。今でも、強烈な刺激をくれた人とは仲よくやってます。
こういう人と会うのは、社会でもなかなか難しいっすね。
こんどぅ氏:
アメリカ系の雑誌(NEWSWEEKやTIMES等)に、 MITやハーバードといった大学が世界トップ大学として書かれているランキングが載っていることは事実です。 しかし、それは、「そうなるようにランキングを作っている」からであって、 必然的に、あるいは恣意的に作られている感が否めません。
ランキング作成会社がいちいち日本の大学情報を正確に調べ上げていると思いますか? とある私立大学は、ランキングを上げるためにわざわざ有利な情報をこちらから提供し、その結果大幅にランキングが上昇した。 という話もあるくらいです。
小山太郎:
確かに、去年のカンブリア宮殿での小宮山総長もそのような感じで言っていたけど。
でも、それでも本当に誰もが認めるトップなら、恣意的に作ろうがトップになるわけで。
そして、そのような情報があるからなのか?東大は、他のトップレベルの大学に比べて、アジア圏が多く、西欧からというのはほとんど見たことがない・・・。
工学系について言えば、中国からの留学生が言ってた言葉が印象的でした。
中国にも確かに有名な大学はあるが、東大に来たのは工学で教える教授がすごいのはやっぱり日本。だから来た。と。
トップレベルな分野はトップレベルだが、全体としてはまだかな?と思うのでした。しかし、10位くらいになってもいいと思うが・・・。
こんどぅ氏:
とにかく、 東大はまぎれもなく世界トップレベルの大学であって、 そういう「場」で自分を試すことが、将来の自分の可能性を広げ、さらには世の中で活躍する人材へと 成長をとげるための一番の道なのだと自分は信じています。
ただ、必ずしも東大だけが全てではないということを書いておきます。 特に工学の分野では、「工学の細分化・複雑化」が進み、大学ごとに得意とする研究が異なるため、 東大がなんでも一番!ということは絶対にありえません。
「東大生活体験談」は、
自分が東大に来てどうだったの?何やってるの?
ということを、編入試験に合格した人、東大に編入したいと思っている高専生たちに伝えることで、 後輩たちの勉強へのモチベーションが少しでも高まればいいなと思っています。
高専生が大学で活躍することを願っています!!!
2008.08.15 |