(1)授業形態について
(1.1)受講形態について
教養学部の学生は、前期の必修科目と語学科目については第2外国語の選択言語ごとに分けられたクラス単位で、その他の科目は個人で受講します。編入生にはクラスがないので、どちらも個人で受講することになります。
後期になると進学先が決定するので基本的に学科ごとの授業となります。
(1.2)成績について
「優3割規定」というものがあって、優が来るのは上位3割に限られます。ただし、人数10人以下のクラスでは例外が認められています。
(2)履修について
(2.1)履修登録について
履修登録はガイダンスのときにもらった用紙で、教務課に直接申請します。もしも登録を変更したいときは、変更期間があるのでその時期に登録と同様に教務課で行います。
(2.2)シラバス、逆評定について
履修登録は教科のカタログである「シラバス」と、恒河砂というサークルが発行している口コミ誌「逆評定」を参考に行います。もちろん、気になる科目をいくつか見てから登録、ということもできます。
(3)前期科目について
(3.1)語学科目
英語、および第2外国語の単位を取得しないといけません。
英語は「英語T」という全学共通の科目ともう1科目、「英語二列」という科目群から自分で選んで履修することになります。英語Tは普通のコースとEnglishOnly コース、リスニング重視コースがありますが、English Only もそんなに難しくないのでぜひチャレンジしてみてください。テキストは「OnCampus」という東大出版会の本ですが、一般の書店でも売っているので購入して予習していても良いでしょう。もう1科目、これは自分で選ぶのですが、英語二列は洋書講読など自分に合うものを適当に見繕って履修しましょう。
第2外国語はドイツ語、フランス語、イタリア語、中国語、韓国語などがありますが、高専で履修していなかった言語でも履修可能です。週に4時間、計8単位取らなくてはなりません。内2単位は一列、二列の同一クラスの授業にお邪魔させてもらって履修します。
周りはみんな同じクラスなのに、自分だけ編入生なのでかなり精神的に辛いです。おそらく周りからは留年生と思われることでしょう。なお、できるだけ理系クラスの授業を取りましょう。文系クラスだと難しすぎてついていけなくなる恐れがあります。
残り2科目は文系学生向けに開講されている演習の授業から、簡単なものを選んで履修することになります。おすすめはドイツ語のE・ヘルメル先生の授業です。優しい先生で、真面目にやっていればきちんと評価してくれました。
(3.2)必修科目
「生命科学」という科目のみが必修科目になります。おすすめは石浦先生の授業です。普通に勉強していれば優がきました。
小山太郎割り込み
石浦先生は、強烈だったので覚えてるなぁ。この人自分のハゲもネタとして使ったりと、とにかく授業が面白かった。
(3.3)総合科目
分野ごとにいくつかずつ、自分の興味のある科目を選択して履修します。理系科目では数学系なら高専ではあまりやらない数学、たとえば線形代数や多変数関数の微積分、イプシロン‐デルタ論法などを、物理系なら解析力学を履修しておくと後々便利でしょう。
(3.4)主題科目
軽いゼミ気分の授業です。研究室に入れてもらえたり、発展的な内容を教えてくれたりするので自分の興味のある所を選んで履修しましよう。
(4)後期科目について
学科ごとに決まった科目を黙々と受講します。先輩や有志が作った「シケプリ」を活用して、テストを乗り越えましょう。ただし、シケプリに頼ってばかりではいけません。出来れば積極的に予習・復習して実力をつけましょう。後期科目は専門の入り口なので、ここで実力をつけないと後々困るそうです。
(5)U-task web について
教務関係の手続はほとんど全てU-taskで行います。ただし、履修登録は教務課に紙で申請します。
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