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wiseacre氏(28年度受験)から学ぶ!

2015年7月に編入試験受験、が惜しくも不合格だったwiseacre氏から体験談が送られてきました。
第2弾ですね。

2015.11.07 更新

〜小山太郎流〜にメール 

wiseacre氏:
今年東京大学を受験した者です。 日頃から小山さんのサイトにはお世話になっておりました。 今回、残念ながら不合格という結果になってしまったのですが、東大編入勉強は私の高専生活5年間の柱とも言える存在だったので、ぜひとも不合格体験談を載せて頂きたく思いますのでWordファイルを添付します。 期間が長いので書きたいことは物凄い量あったのですが、なんとかここまで削りました。そのため多少つながりがおかしいところがあるかもしれません。 名前はwiseacreでお願いします。ちなみに、はや氏の体験談の中に出てくる一関高専の人です。

小山太郎:
wiseacre氏、どもです!! こんな時期に体験談が来るとは思わんかったぜい
しかも貴重な不合格体験談を送ってくれるとは! 軽く見たんですが、まだ長いかもしれん・・・ ではなく長い!長すぎる!!! Wordで1.6万文字超えですよ・・・ せめてその半分にんらんかねぇ!?
〜自分のメッセージに鬼カット@〜

wiseacre氏:
やはり長すぎましたね。すこし張り切りすぎたと思います。 アドバイスを元に書き直そうと思います。 少々時間がかかると思いますがよろしくお願いします。

小山太郎:
おぉぉぉ!!! 一気に読みやすくなったんじゃないか? これで編集させていただきやす! といってもすぐには出来ない(特に今年の堕落っぷりったらもう・・)ので、 1週間前後見てくれるとありがたいっす。


【きっかけ】  

中学時代は成績の悪いごく普通の中学生でした。むかしテレビで見たロボコンをやりたくて高専に進学を決めました。高専受験勉強の中で勉強の面白さに目覚め中学時代にまともに勉強をしなかったことを強く後悔したので、高専入学直前にたまたま見つけた小山太郎流サイトさんを見て「これしかない!」と思い5ヵ年東大編入計画を立てました。2科目で入れるし時間も5年あるのでベストだと思っていました。
予定では3年ごろまではまじめに授業を受けて数学を完璧にする、4年でそれまでの数学の応用問題と応用数学をこなして、5年は余裕を持つ、みたいな計画でした。英語は5年かければ話せるようになるでしょ!みたいな甘い考えでした。物理は考えていませんでした。

【スペック】
・ 成績等について
 1年4位
 2年2位
 3年4位
 4年6位
あまり順位は気にしていませんでした。
第二種電気工事士(2年)、数検2級(2年)、基本情報(3年)、電検三種(科目合格3年 合格5年)、工業英検3級(4年)、英検準1級(4年)

TOEIC
 3年後半:410(IP)
 4年前半:560(IP)
 4年10月公開: 620(L:330R:290)
 4年1月公開: 650(L340:R310)
 4年3月公開: 805(L:425 R:380)


【決意から3年の頃まで】

授業内容は必ず授業中までに理解し、テスト勉強は復讐程度にするという予習重視のスタンスでした。1年生が終わるころから勉強記録をノートにつけていました。

【数学】
低学年の頃は授業の完全理解に重きを置いていました。高校範囲はチャート式数学 を使って自分でも勉強していました。受験勉強とまではいかなくても、面白そうな問題を見つけてきてはだらだらと解くといったことをちょこちょこしていました。

【英語】
授業のほかにDUO 3.0 を使って英語に慣れることを目標に普段から勉強していました。

【数学】
授業は理解しているつもりでした。


【3年】

編入に向けて動き出そうと思い仲間を集めるところから始めました。成績のいい人にひたすら編入の話を振りまくりましたがいまいち食いつきが悪く、「就職するために高専に入ったんじゃないの?」と言われたりしました。それでもなんとか集めた編入志望者に東大を誘いましたが、東大という名前のせいなのかあまり乗り気の人はいませんでした・・・ あとは、過去問と情報を集めて勉強方針を考えていました。自分の受験年から物理が追加される学科が増えるということで、物理は好きじゃなかったので正直困っていました。

この頃は、数学は主に高専で弱い範囲(確率、ベクトル)の勉強と大学レベルの微積の予習、英語は普段通りDUOで勉強、物理は到達度試験のための勉強をしていました。 到達度試験の結果は
数学 455/500 指定範囲内 355/400
物理 325/450 指定範囲内 300/400 でした。
物理が苦手なことを悟ったのと、数学はすべて凡ミスで落としたのでミスの多さを自覚し始めました。普段から正確に解く癖を、そして見直しをする癖をつけるべきだと思います。


【3年の春休み】

私の高専では複素関数及びベクトル解析の授業がない、物理は大学範囲の熱力学をやらない、5年生には数学と物理の授業がない、ということがわかり学習計画を練り直し独学ベースとなりました。

【数学】
大学範囲の確率統計の独学と複素関数の独学していました。

【英語】
とりあえず語彙をつけようと思い【CD3枚付】TOEFLテスト英単語3800 4訂版 (TOEFL(R)大戦略) をRank2まで覚えました。

【物理】
何もしてません。


【4年春】

【数学】
うちの学校では授業でやらなかった内容(完全微分方程式やリッカチ形、行列の対角化等)の補完をしていました。

【英語】
工業英検3級の勉強をしていました。。

【物理】
教科書のような参考書を買ってきて、勉強のやり直しを図っていました。


【4年夏】

夏休みにいろいろあり、ここからは本気でやらねば東大も落ちると思い物理の先生の研究室前で毎日勉強していました。ずっとつけていた勉強記録をアプリ(Study Plus)に移行しました。

【数学】
3年生までの数学は大丈夫だろうと思ったので、スバラシク実力がつくと評判の複素関数キャンパス・ゼミ―大学の数学がこんなに分かる!単位なんて楽に取れる! を使って複素関数の独学と新たにベクトル解析の独学をしていました。基本的に数学はマセマがメインでした。

【英語】
英検準1級の勉強を始めました。本当は面接があるので英検は嫌だったのですが、東大で英語面接があったということでメリットはあるだろうと思いました。

【物理】
熱力学の独学していました。


【4年秋】

東大の過去問をみて、数学は応用数学分野を中心に全体的にもう少し固める必要を感じました。英語は必要な語彙力はついてきたと思いました。物理は「何してるんだろうこれ?」状態でした。思うのは、これから学習計画を立てる人は4年の冬休み前には数物は「過去問をみて解法の方針が立てられる状態」以上に持っていくのが理想ですね。

【数学】
得意意識があったため何かと後回しにされがちでした。

【英語】
英検準一級に向けて勉強していました。

【物理】
毎日のように物理の先生に質問に行っていました。その過程で物理の先生と仲良くなり微積を使った力学により親しみましたが、物理に対して苦手意識を拭えずにいました。


【4年冬】

いままで具体的に学科は決めていませんでしたが、いろいろな理由から機械情報工学科を目指し始めました。この時期は毎週出るレポートとその再提出、そして課題製作のおかげで死ぬほど忙しかったのを覚えています。たぶん編入試験直前のより大変だった時期でしたが勉強は継続するようにしていました。

【数学】
冬休み中は複素関数の理解の不足を感じてやり直しました。

【英語】
冬休みは必死に準一級対策をしていました。また、英作文が必要だったのでその対策も並行してやりました。

【物理】
電磁気の復習を始めました。毎日のように物理の先生の所に通って力学の質問をする日々が続きました。


【4年春休み】

毎日物理の先生の研究室前で一日8時間ほど勉強していました。休日は図書館で勉強していました。途中からStudy Plusを通じて知り合った明石高専の友人と過去問の解答の共有をはじめました。

【数学】
この頃から週一で過去問を解き始めて、数学の先生に添削してもらいました。過去問は時間を測りながら解いて、その後時間無制限で解く、そして先生に聞きに行くという勉強法でした。そして忘れている所を順番に潰していました。平成12〜16年あたりまでの過去問が7割以上解けたので行けるかと思っていました。

【英語】
英検準一級を取れたのでひとまず安心していました。和文英訳に強い不安を覚えていたのでその対策に時間を費やしていました。

【物理】
サイエンス社の問題集でひたすら演習をやり、わからないところを先生に聞く、といった勉強をしていました。大学物理は割と解けるようになりましたが、ひねった問題は苦手でした。


【5年4〜5月】

すべての授業を内職してそれ以外のすべての時間も勉強に費やしていました。時間的には春休みよりもさらに勉強していたようです。この頃にはや氏と知り合いました。

【数学】
数学の総復習をしていました。自分が驚くほど計算ミスが多いこと、計算力が低下していることがわかりました。週に1回のペースで過去問を解き先生に添削してもらっていましたが、平成20年代からさらに難化していて苦戦していました。昔から緊張には強い方ではなく落ち着いていると解けるのに焦ってしまうと解けなくなるという現象と戦っていました。

【英語】
和文英訳の対策をしていました。過去問を解いて先生に添削してもらいました。英語も和訳英訳共に凡ミスが多く真っ赤に添削されていました8割は出来ているといわれましたが正直自分では6割程度だろうと感じていました。

【物理】
春休みの勉強を続けていました。過去問に手を付けたところ、どうやっても試験時間内に解ききれない上に力学も電磁気学も解ける得意問題と極端に全く解けない苦手問題があり実力の無さを表していました。ちなみに量子力学は卒検の関係で少しだけやっていました。 いつもかよっていた物理の先生にそれとなく過去問の添削を頼んだところ、それとなく断られて途方にくれました 。


【5年6月ぐらい】

はや氏に数学過去問を添削してもらった物を共有してもらいました(本当に助かりました)。物理はこちらも困っていたので答案の共有をしました。今だから笑い話ですが、はや氏の答案を見て数学と物理はそこまで差はないと感じ密かにライバル意識を持って勉強していました(笑)
でも「相手が自分よりちょっとだけ上だなと思ったときはものすごく上だと思え。相手が自分と同じくらいだと思ったときは相当上だと思え」なんて言葉があるので油断はしないようにしていました。本当にこの言葉通りでした。授業の有無に関わらず一日のほとんどを勉強時間にしていましたが、規則正しい生活を心がけていました。

【数学】
仕上げにかかっていました。過去問解答共有が非常に役に立ちました。過去問で苦戦した問題をやり直し、やるだけやったと思ったので山を張っていました。フーリエ変換で出てくる諸公式証明、等角写像の複雑なもの、微分方程式の級数解法、連立微分方程式、ベクトル解析の諸公式証明、偏微分方程式、難関大学入試レベルの確率漸化式を文章題から立式、など一度出たことがあるものをやりました。直前まであえて残しておいた前年の過去問は8割以上出来たようだったので数学はたぶん大丈夫だろうと思っていました。

【英語】
自由英作文が本当に苦手で、直前にテンプレートを暗記する付け焼刃をしていました。英語は正直自信がありませんでした。

【物理】
やっと過去問を一通り解いてはや氏とLineで意見交換をしました。同じ学校の東大を受ける人で物理が必要なのは私だけだったので非常に助かりました。卒業研究の配属先の先生に物理をマンツーマンで指導していただく日が何日かあり、主に第三問目の対策をしていただき、波動、熱力学、光学、量子力学などいままで出たことのある分野のコツと基本的な解き方などをやりました。本番の戦略として「三問全部に手を付けてどれか一つ完答を目指し他は半分ぐらいを目指す」といった方法を取ろうと考えていました。合格戦略としては歪なものでしたが、第三問は他と比べて誘導が丁寧な傾向があるので多少知らないのが出てもきっとなんとかなるだろうと思いました。今思えば甘かったですが、そのぐらい力学と電磁気学に切羽詰っていました。落ちるなら物理だろうと思っていました。


【試験】

東大まで徒歩1分の「フォーレスト本郷」というホテルに泊まりました。とても快適なホテルでした。おすすめです。前日は緊張して眠れないことが考えられたので思い切ってバッティングセンターに行きました。おかげでぐっすり眠れました。おすすめしません。 試験前は緊張していました。一方で、5年待ってやっとこの時が来たか、とも思っていました。

【英語】
こんなもんかな?って感じの出来でした。最後のパズルは見た瞬間とても焦りましたし時間も残り20分を切っておりましたが、一か所仮定すればすぐ解ける問題だったので、解きながらガリガリと書ききりました。提出するときにWhite house is dogみたいなわけわかんないことを書いてあるのを見つけましたがあきらめました。 すべて埋められたし、全体として7割程度はできたんじゃないかと思いました。パズルが解けたから浮かれていたかもしれません。

【数学】
始まってパラパラと問題を見たら解けそうな問題ばかりだったので「これは合格もらった!」と思いました。
大問1. 連立微分方程式がすぐ解けず置いておきました。後で戻ってきて考えようと思いましたが戻ってくることが出来ませんでした。
大問2. 確率は過去問にあったような問題ですべて解けて気持ちを持ち直し、ここまでで40分ほどしか経っていなかったのでまず順調だと思っていました。
大問3. 6面体の体積の話でした。前半は結果を知っていたので誘導に乗れるか微妙でしたがかけるだけ書きました。後半は捨てました。
大問4. 複素関数は例年厄介な問題が多くて不安でしたが、今年は小問集合で(1)から簡単な問題だったので行けると思いました。が、なぜか急に解法に自信がなくなって焦り、パニックに近い状態になってしまいました。その後もボロボロでした。「この程度の問題も解けなきゃ落ちる!」なんて考えてましたが、今思えば完全に試験に飲まれていました。たしかこの大問だけで1時間ぐらい使い、完全に調子が狂ってしまいました。
大問5. 線形代数は完全に誘導に乗り損ねました。複素関数の後で時間も無くて焦っていました。誘導に乗って最終的にA^nを求める過去問で見たことがあるような問題だったと思いますが(2)の時点でそれが出てしまっていました。もう解き直す時間もなかったので問題番号を入れ替えて提出しました。漸化式は何も書きませんでした。さらに後日計算ミスをしていることに気がつきました。
全体として「落ち着いてやれば解けたはず」といった問題ばかりでした。数学が終わった直後から完全に失敗した思いと落ち込んでいました。出来はそれぞれ8割、10割、3割、3割、3割で、全体として5割強だろうと思いました。せめて線形代数は丁寧に解けばチャンスはあったのかもしれないと思いました。

【物理】
曲がりなりにも得意科目であったはずの数学で失敗して、しかも簡単だったので他の人も出来ているだろうからどう考えてもそれで落ちるような気しかせず、放心状態で受けました。最も恐れていた極端に解けない問題が力学にきて1問目を白紙で出しました。2問目と3問目は書いてる通りにやればとりあえず解ける半分あたりまで書きました。普段過去問を解いたときはいつも時間が足りなかったのに本番は1時間ぐらい余りました。泣きそうでした。
全体としては3割行くぐらいかなと思いました。第3問目の連続体・流体は対策していなかったのは失敗だったのかもしれませんが誘導にうまく乗れなかったことも事実なので仕方がなかったと思いました。


【試験結果】 

1次落ちたなーと思いながらも、望みは捨てられず、次の学校に気持ちを切り替えることができなかったので、発表までは何事も手につきませんでした。しかし案の定番号はなく、完全に落ち込みました。すぐに迫っている筑波大学の対策をする必要がありましたが、志望したのが非常に倍率の高い学科だったのでもう無理だろうとほとんど勉強せずに受けました

英語が思ったより低かった以外はほぼ予想通りでした。 本当にどうでもいいことですが、合格発表のあった7月24日は私の誕生日でした。日程を知った時は「絶対受かったる!」と思ったんですがね・・・


【試験後〜結果】 

東北大学東京工業大学に出願していたのでそれに向けて勉強をする必要がありましたが、完全にやる気を削がれておりほとんど何もしませんでした。特に数学へのダメージが大きく数学をやるとなぜか手が震えたりしました。さらに、前期末テストがあったり後回しにしていた実験レポートのつけがあったりして結局編入勉強はほとんど何も出来ずに夏休みを迎えました。そして夏休みもほぼ何もやらずただただ寝込んで過ごしました。人間本当に悲しいときは涙すら出ないんだなぁとぼんやり考えていたのを覚えています。東大に向けて勉強しているときは勉強が苦痛と思ったことがありませんでしたが、落ちてから東工大まではただただ勉強することが苦痛でした。

【結果】
筑波大東北大には合格しましたが東工大は不合格でした。合格した大学の共通点は英語がTOEICであること、そして物理がすべて解けたことの二つに尽きます。東工大が落ちた原因は化学を対策しておらずさらに物理と英語もいまいちだったからでしょう。
ちなみに、これらの大学の試験中に「これは…東大のために対策したやつだ…」という問題を何度も見かけました。


【思ったこと】 

高専生活5年間、絶対東大に受かる!という気持ちで勉強してきましたが、甘いところはたくさんあったように思います。
数学に関しては独学しないといけない範囲に翻弄されすぎて演習不足が顕著だったことも失敗の原因だと思いました。独学は学習と演習のバランス配分にはかなり気を配る必要があると思います。独学がメインになると自分が面白いと思うものばかりやったりつまらないものは適当にしたりしてこの辺のバランスは急激に難しくなります(周囲に比較対象が少ないことも要因です)。なので、授業がある人はそれを大切にしましょう。独学する人は細心の注意を払いましょう。
物理に関しては、自分が完全に納得していないものはいくら演習を積んでもなかなか実力がつかないことを痛感しました。ちょっとした公式や法則でもどういった理屈と状況の下で成り立っているのか完全に理解してから演習を積むべきでした。本質を理解しないまま反射条件的に公式を当てはめるだけのような付け焼刃的な演習を繰り返した部分があったのも私の失敗の一つでした。
英語に関しては発音と音読の重要さに気がつくまではかなり無駄な学習を繰り返していました。その後、今度は「文法を知っている状態」から「英文を解釈して読む」という段階に至るまでにもかなり無駄がありました。あと、英検の2次試験の面接のために先生とスピーキングの練習をしたのがリスニング力と読解力の改善につながったことがありました。英語はスピーキングがリスニングに繋がったりリスニングが読解力に繋がったりするので、好き嫌いせず早い段階から4技能すべてやるのが良いと思いました。

私は昔から焦りっぽいところがありミスすることが多く、それによってテストも100点を逃したり資格試験をあと一歩で落としたりというような経験を何度もしていました。東大本番でもそうなると思ったので事前にいくらか対策をしていたつもりでしたが失敗してしまったようです。
東大受験直後に見つけた当日の対策として、「本番は自分を褒める」というものがあります。試験勉強中なら「こんなの解けなきゃ、理解できなきゃ受かるわけがない」「他の受験生はこれぐらい当然できている」くらいは常に考え、自分が出来る、解けるものは他の人も出来るものだと考えて然るべきですが、本番は自分をほめながら解くと良いです。苦しくなってくると自分をほめるのが難しくなりますが、些細なことからほめてください。そうすることで焦ることはいくらか防げました。筑波大学を受けた時はこの作戦がうまくいきました。間違っても本番中には「この程度の問題が解けなきゃ落ちる!」なんて考えないでください。
あとは、たとえ試験が望む結果で終わらなかったとしても私のように諦めてしまわないよう心の準備をしておくことです。私は運よく全落ちは免れましたが、東大終了後の取り組みを考えれば十分考えられる未来でした。
そして、過去問の答案について良い意味でお互いに議論し合える友人を早めに見つけておくことです。教えるばかりや教えられるばかりでももちろん力にはなりますが、本当に力が付くのはやはり対等に近い関係があってだと思いましたし、かなり刺激になります。学内外を問わず優秀な仲間を見つけましょう。

東大編入を目指して後悔はしているか?についてですが、しておりません。私は東大を目指していなければここまで来ることもなかったでしょうし、筑波大と東北大に受かることもなかったと思います。英語はなんだかんだと苦労させられましたがTOEIC等を面接で褒められることもあり、物理も東大ではだいぶ足を引っ張る存在でしたが筑波大・東北大は物理に救われました。しかし得意だったはずの数学で納得のいく解答が出来た大学は東工大だけでした。

これから目指す人で私のように焦りっぽかったりミスが多かったりする人は普段からプレッシャーがかかっても実力が出せるようになりましょう。 むしろ、試験は絶対に緊張した状態なるのだから本番で普段の6割しか出せなくても合格点を超える実力をつけられるぐらい頑張ってください。
試験会場には「何かが違えば受かったかもしれない」という人は私以外にもたくさんいたのだと思います。それらに負けないように頑張ってください

小山太郎:
さ〜どうでした?
高専入る前にこのサイトを見つけてくれたというのは凄く嬉しい&先輩方の体験談が蓄積されての目に止まるに至ったのかなと!
ホント、送っていただいた体験談さまさまです^^;
(今年は編集するのがイチイチ遅いのは内緒・・)

焦った分だけその分脳を消費するので、問題に集中したくてもどしても散漫になってしまいます。焦るなと言われても焦ってしまうもの。簡単なミスも焦りと同じで、これらは解く上でのプロセスをきちっと身につけることで結構修正出来ると思っています。
わかっている問題に対しても、サッとやってしまうのではなく、注意深く見る癖をつけて今一度各プロセスをきちっとこなしているかチェックする。
ひょっとすると以前やったことのある問題とは1文字違いで逆をついてきているかもしれない。受験勉強期間は限られていますが、集中力を切らさず問題を注意深く見、問題をしっかり理解することを習慣にすると、ミスは低減され=>焦る頻度も少なくなる、と思います。
自分の経験からなんですけどね^^;

東大編入目指して勉強すると、他の大学編入の勉強も兼ねることになりますね!対策中に他大学の過去問を見ることもあるでしょうし。懐かしいですね〜自分もいろんな大学の過去問を集めましたよ。東大狙うとなれば、意識的に「ライバルもきっと凄くやってるんだろう」となり、他の大学狙うよりも勉強するようになると思います。

で、wiseacre氏は合格した大学のどっちに行くんだ!?
来年も東大編入目指すか!?いや、それなら大学院から東大という手も!
高専から東大編入だけではないのでちょこっとググると東大院試情報も出てくるんじゃないかな?


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