合格発表後、早々に体験談書いてもいいですか?メール来たんですが、体験談が僅差で2番目に来たので今年第2弾になったmit氏です。(去年までとルール変えてしまったかな?管理人・・)
管理人に報告メール
mit氏
初めまして.奈良高専5年のmitと申します.
この度令和4年度の東大編入試験に合格しました.受験勉強中はこのサイトの合格記を見て自分を奮い立たせることができたので,ぜひ私にも体験談を書かせていただきたいと思いご連絡している次第です.
管理人
今年もこの時期がやってきました&体験談お待ちしてますよ~^^
第一弾ですね。
っと、ここからしばらく音沙汰なし。
来ないなと思っていたところに体験談が送られて僅差で2番目という^^;
mit氏
先日体験談の掲載依頼をしたmitです。
脱稿しましたのでwordファイルと画像4枚を添付します。
8000文字あるんですが多いですよね…申し訳ありません!削る必要があれば努力します。
途中で出てくる参考書のリンクは最後にまとめて載せてあります。
よろしくお願いします。
管理人
8000字ですか・・もうコピペ職人になるのでOKですよ
っと、コピペ職人になるはずなのに、それすら満足にできず編集にはや1ケ月が経った今年の体験談です。
mit氏
ここでは使った参考書や勉強方法などについて書いていますので、私の受験生活についてはこちら(https://mitukou1109.hatenablog.com/entry/2021/08/07/185723)をご覧いただけると嬉しいです。
きっかけ
大学編入は高専入学時点で決めていました。最後にも述べますが目標はチャレンジングな方がいいと思ったのと、1~3年は高専ロボコンに参加していたのでRoboTechへの憧れもあって、とりあえず東大を受けようと考えました。
またロボコンではノータッチだった機械と、担当していた制御をより深く勉強したいと思って、機械情報工学科を第一志望にしました。
余談ですが私は双子で、片割れは一足先に東大生になっていました(一浪ですが)。彼の存在も東大を目指した理由の一つです。私も合格したので晴れて東大生ツインズとなりました。
スペック
席次
1年:1位
2年:1位
3年:1位
4年:2位(材料力学ができなさすぎて、初めて再試を受けました。無念…)
TOEIC
3年4月:880(IP、L455/R425)
4年12月:965(オンラインIP、L495/R470)
4年12月:965(公開、L495/R470、これを提出)
併願校
電気通信大学情報理工学域Ⅱ類先端ロボティクスコース(合格)
東北大学工学部機械知能・航空工学科(受験せず)
東京工業大学工学院システム制御系(受験せず)
すべり止めに電通大を選んだのは東京にある国立大学で東大と日程が被らなかったからです。
第2志望は東工大で、化学の練習と思い東北大も受験予定でした。
1~3年冬休み
ロボコンに時間を費やしていました。それ以外はほぼ何もしていませんが、1年の時に英語の先生からプレゼンテーションコンテストのオファーを受け出場することにしました。ところがコンテスト前日に寮でノロウイルスの集団感染が起き、私も寮生だったので体調を崩してしまい出場できませんでした。作り話のようですが本当です。
3年までは授業もそこそこ真面目に聞いていたので、首席をキープできました。
3年春のTOEICは、自分の実力が知りたかったのでぶっつけ本番で受けましたが、思った以上に取れたので自信になりました。
3年春休み
ロボコンがオフシーズンに入り、下級生の講習をしながら編入対策を始めました。成績は良かったですが、やはり短期記憶でしのいでいたところもあったので復習が必要でした。
数学
とりあえず「編入数学徹底研究」「編入数学過去問特訓」の鉄板2冊を買い、徹底研究をやり始めました。一周目は知らなかった内容も多く、章末問題も答えを見ないとさっぱりわかりませんでした。
4年4~6月
遠隔授業が始まり、授業時間以外はずっと課題をやっていました。なぜこんなに時間がかかるんだろうと悩みながらレポートに勤しんでいたら、6月が終わっていました。
受験勉強は進みませんでしたが、全国の編入可能な大学をリストアップして自分に合いそうな学科やコース、試験科目や例年の日程などを調べてリストにまとめ、受験大学選びの準備をしました。
また、友人の誘いで東大編入生会のSlackに参加したら大量の過去問にアクセスできるようになりました。先人の財産を使わせていただき本当にありがたく思います。
4年7月
ようやく受験勉強をする余裕ができたので、徹底研究を進めつつ「電磁気学演習」で電磁気、「演習力学」「基礎物理学演習Ⅰ」で力学の勉強を始めました。しかしながら、物理は根本を理解していない状態で問題を解いていたので、これでは意味がないと思って中断し数学に集中しました。
7月中旬から、当時東大志望だったK君と毎日の勉強記録を共有するようにしました。K君とは質問を投げ合ったり、議論を交わして理解を深めたりと、受験直前まで互いに成長してきました。志望大学が同じでなくても、自分と同じくらい勉強を頑張ってくれそうな人を見つけられるとモチベーションの維持につながると思います。彼がいなければ私の合格はなかったかもしれません。本当です(笑)
7月末からは対面授業に切り替わり、通学時間が長いこともあって平日の勉強量が減ってしまいました。例年なら遠隔授業などないので言い訳でしかないですが。
4年夏休み
数学
徹底研究を一周し終わっていたので東大数学の過去問を解いてみたんですが、5割も取れませんでした。自分の理解度を考えれば当然ではありましたが、気を引き締めて過去問特訓を始めました。
物理
演習力学を中途半端に進めていたせいで力学が全く理解できていなかったので「よくわかる初等力学」を読みました。この本はヨビノリ大先生が力学のおすすめ教科書として紹介していたものなんですが(https://youtu.be/1-LxNvtgWJs)、一か月以上かけて読み終えたにもかかわらずあまり頭に入りませんでした。読み物系の本はただ読んでインプットするだけではなく、問題集と併用して読んだ部分に対応する問題を解くなどアウトプットをしないと定着しないと思います。今になって後悔しています。
コロナで授業開始が遅れたことにより夏休みが1か月弱に短縮され、あっという間に後期の授業が始まりました。ロボコンが名残惜しくて新入生講習を引き受けそちらに時間を割いてしまったこともあり、結局夏休みは過去問特訓のA・B問題とよくわかる初等力学を読み進めることしかできませんでした。
4年9~11月
数学
過去問特訓のC問題を解きました。一周目だったので分かるまで考え続けていたらばかみたいに時間を使いました(1日で5問程度)。一通り終わったところで農工大や電通大、筑波大などの過去問をいくつか解きました。解けなかった問題は、過去問特訓の似ている問題をやり直して解き方を叩きこみました。
物理
物理は、よくわかる初等力学を読み終えた後、中断していた演習力学を始めからやり直しました。やはり一回目とは問題を見る目が変わりました。力学は運動方程式と保存則を問題に合わせていかにうまく使えるかにかかっていると思うんですが、物理法則の直感的な理解があると立式も早くできるんじゃないかと思います。演習力学を一周した後は、放置していた電磁気をやらねばと思いマセマの「電磁気学キャンパス・ゼミ」を読みました。
英語
また、抽選制になっていたTOEICが12月に決まったのでその対策を始めました。公開テストは受験料もかかるし、受けるのは一回で済ませたかったので本気でスコアを取りに行こうと2週間集中対策しました。公式L&R問題集もやりましたが、リーディングは短期間では伸ばせないと思ったのでリスニングに重点を置き、「精選模試リスニング」を何周かしました。この問題集は実際の問題より少し難しめに作ってあるので(個人の見解ですが)800点以上の高得点を目指す人にはおすすめです。
4年12~2月
英語
TOEICは努力の甲斐あって85点アップの965点を取れたので満足しました。
数学
12月中旬にTwitterで開催されていた編入数学コンテストに参加しました。後に出てくる編入数学模試もしかり、自分の実力や立ち位置を知ることができる機会を作ってくださるのは非常にありがたいことです。残念ながら編数コンの方は3月を最後になくなってしまいましたが…
物理
物理は、やりかけていた電磁気学演習を再開しました。1月頭には電磁波を除いて一通りさらったので、今度は基礎物理学演習Ⅰで力学、熱力学、波動を勉強しました。この本は力学に関していえば、演習力学と比べて問題数が少ないですが、その分説明が詳しく発展的な内容も載っています。
4年春休み
前半は東工大の数学・物理の過去問をひたすら解いていました。東工大は割と基礎をつく問題が多いのでこれまでの総復習という感じでした。
英語
そして、ここにきて英語を触り始めたんですが、愚かなことに2019年から出題傾向が変わり英作文がなくなったということを知らず、「最難関大への英作文ハイパートレーニング」という本で英作文をやり始めました。必要なかったと言えばその通りですが、英作文のテクニックは知らないことだらけでとてもためになりました。
数学
数学は出題傾向が変わる前までは5問構成で、立体や曲線などの幾何が毎年出ていました。あまり得意ではなかったのですがなくなったのでラッキーです(?)。
後半は東大の過去問をやり始めました。出来は年によってまちまちで、7~8割取れた年もあれば3割を切った年もありました。
3月に前述した編数コンの2回目と編入数学模試を受けました。編数模試はZENPENと高専塾のナレッジスターが共同で開催していて、ちょうど私の受験期に始まりました。この模試はすごくて、順位や偏差値が受験者全体だけでなく志望大学別でも出るので、自分を追い込んだり焦らせたりするには絶好のチャンスです。来年もおそらく開催されると思うので、編入勢は迷わず受験してください。第3回の模試が定員割れで中止になってしまったので、存続のためにもぜひ皆さんで受けましょう!
5年4月
研究室に配属され卒業研究が始まりました。平日は思ったより時間が取れなかったので、これまで週1で設けていた「(ほぼ)何もしない日」を廃止して休日を最大限に活用しました。こうして平日は問題集、休日は過去問をガンガン回すというスタイルが確立されました。
物理
春休みに過去問を10年分ほど解いたことで物理(特に力学)が壊滅的にできないことに気づいたので、いったん過去問から離れて「力学キャンパス・ゼミ」「熱力学キャンパス・ゼミ」を読み、「名問の森物理」(緑・オレンジ両方)を一周しました。名問の森は本当に名問の森で、高校・大学物理の違いなど関係なく物理の問題の考え方を再確認するのに最適だと思います。ただ、あくまで問題集なので最初にやる本としては少し違うかもしれないですが。
5年5~6月
この2か月はひたすら過去問をやりました。電通大、東北大、東工大など受験大学に加えて、九大や阪大などの難しそうな問題を片っ端から解いていました。平日も一部の授業(申し訳ないと思っています。私は不良です)や放課後の時間をフルに使ってなんとか一日一本を目指しました。
6月になってストックが少なくなってきたので、「数学徹底演習」をやってみました。この問題集は過去問の段階に入る前にやる人がほとんどだと思いますが、私は過去問特訓だけで十分だろうと思っていたのでアウトオブ眼中でした(これって死語なんですね)。ところが驚いたことに、見たことのないタイプの問題がわんさか載っているではありませんか。
私のブログにも同じことを書きましたが、「似たような問題やったことあるぞ!」、「これはあの問題と同じ要領で解けそうだ」と本番で言えるようになるには、同じ問題集を何周もしたり過去問を時間に追われながら焦って解いたりするよりも、とにかく解ける問題のバラエティーを増やすことが最優先だと思います。最近は編入試験のための問題集も多くてありがたい限りです。
東大の一週間前に電通大の試験があり、初戦だったこととすべり止めは絶対に失敗できないというプレッシャーで極度に緊張していましたが、こけなかったので良かったです。
最終的に東大の過去問は平成13年から令和3年まで20年分解きました。自己採点の記録をお見せしますが、
本当によくこれで受かったなという感じです。また自分の勉強量を定量的に知りたかったので、受験が終わってから勉強に使ったルーズリーフを数えたら965枚でした。一応ご参考までに。
試験当日
会場は感染防止対策がしっかりしていて、机には段ボールと透明シートでできた囲いのようなものが設置してありました。ちょっと狭いなと感じました。
英語
- 英文和訳
量子コンピュータに関する内容でした。難しくはなかったです。 - 和文英訳
「Zoom疲れ」に関する内容でした。難しくはなかったです。 - 長文読解
細菌とウイルスに関する内容でした。そこまで長くなかったですが、最後の日本語で説明する問題がわかりませんでした。
採点基準はわかりませんが体感8割はあるなと思いました。例年と比べて難解な単語も少なく易化していたと感じます。
数学
- 微分方程式(4割)
非定数係数の1階非同次、定数係数の2階非同次が出ました。1階の方はz=ye^f(x)という置換をする誘導がありましたが、序盤から解けませんでした。2階の方は係数をパラメータとして一般解を場合分けで出した後、特殊解の極限を求めるという問題でした。一般解は出せましたが極限はわかりませんでした。まさか微分方程式がこんなにできないとは思っていなかったのでかなり焦りました。 - 確率(5割)
前半は薬を投与したときの副作用が起きる確率と、検査で誤判定が起きる確率から色々求める問題でした。いかにもコロナ禍で作られた問題らしいですね。ヨビノリ様のベイズの定理の動画を行きの新幹線で見ていたので、復習しててよかった~と思いました。後半は二項分布と指数分布(?)に関連する問題だったと思います。詳しくは覚えていませんが最後が解けなかったです。 - 複素解析(5割)
初っ端でA^6=iの解を直交座標表示で書けと言われて、時間がかかるなと思って飛ばしました。他は複素積分の実積分への応用(z=e^itで置換、被積分関数に含まれるパラメータによって積分値が変わる)、1次分数変換による像の図示が出ました。この2つは解けたと思います。 - 線形代数(7割)
n次対称行列の行列式、固有値・固有ベクトルと、n次上三角行列の正則性、逆行列に関する問題でした。計算量が多く、最後の逆行列を求めるのは時間がなくてできませんでしたが、他はそれっぽい答えを書けたと思います。
全体で6割行くか行かないかぐらいだと思いました。私には相当難しい問題でした。
物理
- 力学(8割)
剛体球や剛体円柱を斜面で転がすという内容でした。設定は典型的な感じですが、滑るときと滑らないときの違いを考慮して斜面の角度を考えるという、やったことのない問題が出ました。それ以外は解けたと思います。 - 電磁気(6割)
導体棒を2本の平行レール上で転がすという、これまた典型的な問題でした。レール間に抵抗やコンデンサを挟んだり、レールを傾けたりといった細工はしてきましたが、時間さえあれば全完できそうな内容だったと思います。いかんせん時間がなかったので終わりませんでした。 - 光学(3割)
誰も予想していなかったであろう光学が出ました。具体的には干渉計を扱う問題で、光を複素指数関数で表して強度を求め、ミラーを動かしたときに強度波形がどう変化するかなどを問われました。私は高専の計測工学で同じような内容の授業を受けていたので、かすかな記憶を頼りに書けるだけ書きましたが、手ごたえはありませんでした。試験後にTwitterを見たらみんな絶望していたので安心しました。
とにかく時間がなかったですが分かる問題は必死で埋めたので、6割はあるだろうと思いました。
奈良に戻ってからは、受かっていた時のために面接で話すことをまとめたり、落ちていた時のために東工大に向けて化学をちょこちょこ進めたりしていました。
発表当日は午前の授業がなかったので、家で母と結果を見ました。電通大の発表が同日で、先に確認したら無事合格だったので、その勢いで東大も見たら番号がありました。叫びながら震える手でツイートしたらいいねが2000もついてしまいました。
急いで研究室の先生と面接練習をして、落ち着く暇もないまま再び東京に向かいました。周りから「1次受かったんだから面接で落ちることなんてない」と言われまくっていたので(おそらく合格者全員言われていると思いますが)、私もそう思うようにしていましたがどうしても落ちた時のことを考えてしまい、化学勉強する気力なんて出ないよ…と嘆いていました。
2次試験
面接官は例年通り10人ぐらいでL字に座っていました。質問内容は次のような感じでした。
- 第1志望の学科と志望理由
- (ロボットの自律移動制御について研究したい、という話をしたので)
どんなロボットを対象とした研究がしたい?
- (車両型ロボット、と答えたので)もっと具体的には?
- 将来どんなロボットができたらいいと思う?
- (ロボットの自律移動制御について研究したい、という話をしたので)
- 卒業研究についての説明
- 将来のプラン
- 電子制御工学科から機械系学科に編入するうえで機械系科目を履修することになるのは理解している?
(電気系学科だと思われていたようなので、機械系の授業もあると回答) - シンガポール在住時に学んだこと
- 高専に入学したきっかけ
- 大学への編入を決めた理由
特に詰まったりはしませんでしたが、タイムキーパーと思しき方がしきりに時間を確認していたので不安になりました。受かるな、という確信は持てませんでしたが落とされるようなことはしていないだろうと自分に言い聞かせて本郷キャンパスを後にしました。
面接から合格発表まで10日ありましたが、化学の勉強は全く手につかず、卒研を進めて過ごしていました。2次の発表は午後だったので勝手ながら学校を休ませていただき、緊張しながらオリンピックを見ていました。14:00になって結果を見たところ、機械系の合格者として番号がしっかり書いてありました。喜びというよりも安心が大きかったです。こうして私の受験は終わりました。
成績開示
なぜかわかりませんが物理が8割近くありました。第3問を頑張ったことが評価されたんでしょうか。
英語は予想に反して7割程度でした。採点が厳しかったんだなと思っていましたが、普通に220点台の人もいたので実力不足です。数学も6割は超えていました。
思ったこと
ここまで読んでくださった方は、私が英語をほとんどやっていないことにお気づきかもしれません。これは私の慢心と言われればその通りなのですが、英語が私の数少ない強みだという自負からの選択です(合格者の中にTOEFL100点超えのバケモンがいたので自信を失いましたが)。
先ほどの面接内容にも出てきたのですが、私は小6から中学卒業までシンガポールに住んでいました。日本人学校に通っていたのでインターナショナルスクールを出た人ほどではないですが、イマージョン教育を取り入れていたり、英語でプレゼンをする機会が多かったりと、英語力向上にはうってつけの環境でした。加えて高校受験に向けて通っていた日本人向けの塾でいわゆる受験英語をいやというほど勉強して、灘高の英語を解けるくらいには文法や語彙が身につきました(灘は落ちましたが)。
それからこれもブログに書きましたが、旧帝大レベルを目指す受験生はまず東大を目標にするのをおすすめします。化学がある大学は別として、東大は出題範囲が決まっておらずどの分野もある程度やっておく必要があると思うので、おのずと他の大学の対策にもなります。目標を途中から下げるのは簡単ですが、上げるのはなかなか大変だと思うので検討してみてください。
管理人
さーどうでした?
しょっぱなから「英語凄っ!」と思いながら見ていたら4年ほどシンガポールにいたのね。
試験科目の1教科をそこまでやらなくてもいい状態というのは非常に強い!
英語はなんだかんだ言って日常生活でも必要なことがあるので、編入試験勉強としてではなく、日常的に英語やっていると良いですね。
最近は大学でも授業自体を英語でやるとかそういう話も結構出てきています。
さて。席次1位だけあって勉強の仕方、自分をしっかり理解しているというか。
いや、正直管理人がコメントするところないんですよね・・・正直なところ^^;
だって管理人より出来るし!今年最初のおのちゃん体験談もしかり。
それでもあえて言うなら、5年5~6月の「 解ける問題のバラエティーを増やすことが最優先」でしょうか。ここは進捗度により大きく分かれるところなので人それぞれだけど、管理人は「取れるところは確実に取れるよう範囲を絞る>解ける問題のバラエティーを増やす」派でした。絞らないと、どれも売る覚えになってしまい中途半端な解答で終わること間違いなかったので汗
参考書
数学
三種の神器(徹底研究・徹底演習・過去問特訓)に加えて、大日本図書の「新応用数学」(https://amzn.to/2VD7waC)、「新確率統計」(https://amzn.to/3xADmSA)を使いました。この二冊は高専の教科書なんですが、特に応用数学の方は複素関数を最初に勉強するのにおすすめです。徹底研究は複素の範囲が若干薄めなので、何かしら別の参考書があるといいと思います。
物理
私のおすすめの順番で番号付けしました。
力学
電磁気学
- 「電磁気学」、「電磁気学キャンパス・ゼミ」
- 「電磁気学演習」
熱力学
- 「熱力学キャンパス・ゼミ」
- 「名問の森物理 緑」、「基礎物理学演習Ⅰ」
波動
- 「物理のエッセンス 赤」、「名問の森物理 橙」
- 「基礎物理学演習Ⅰ」
総じてマセマは説明がとても丁寧でわかりやすいのですが、ベクトルとスカラーを文字のサイズだけで書き分けているので非常に読みにくいです。特に電磁気はベクトルを多用するので人によっては拒絶反応が出るかもしれません。
砂川電磁気学は受験の1か月前くらいに手に入れて少しだけ読みましたが、マセマよりも高度な議論がされているので電磁気を完全に理解したい人におすすめしたいと思います。
英語
TOEIC用ですが、「出る単特急 金のフレーズ」、「精選模試リスニング」はおすすめです。