51. かず氏の体験談

2016年

2016年7月に東大編入合格した、かず氏から体験談第3号が送られました。

定番になりつつ明石高専ですね。
定番って簡単に言ってしまったが、そもそも定番ってことは毎年継続されているから定番になるわけで。
プレッシャーも少しはあるだろうにそれを吹き飛ばして合格し、体験談まで送ってくれる後輩がいます。
編集しながら、ちょっと昔の明石高専出身者体験談と違いがあるかを見てみるのもいいかもしれませんね。

っと、体験談に早速行ってみましょう。

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~管理人~に報告メール着

かず氏

初めまして!東京大学編入試験に合格しました、明石高専の「かず」と申します。 受験勉強中は、小山さんのサイトに非常にお世話になりました。僕も後輩の役に立ちたいので、体験談を送らせていただきたいのですが、よろしいでしょうか!?

管理人

かず氏、おめでとうございます!! っと、毎年恒例になってる明石高専ですね^^ もちろん体験談お待ちしておりますよ!!!!

かず氏

かずです。体験談送ります! よろしくお願いします!

管理人

確かに受け取った!! ちら見した!
長いな!! いや、どうにかなるか!! かず氏は第3弾になるゆえ、少々お待ちを。

さて、コピペ職人になって編集しますかね(※楽をするという意味ではないので汗

きっかけ

高専3年ぐらいまでは東大の2年次編入がいやだったのもあって、大阪大学に進学しようと考えていました。しかし、クラスに僕より優秀な人が結構いて、その人達も大阪大学を志望していると聞き、勝てる気がしませんでした。悩んだ結果、東大の方が行ける確率が高いのではないかという結論に達し、東大を目指すことにしました。阪大から逃げて東大を受けることになりました(笑)。2年次編入については、より長く大学生活を楽しめるからむしろこっちの方がいいと思うようになりました

スペック

・成績
1年:11位
2年:14位
3年:8位
4年:3位
5年:5位(前期中間試験終了時)

TOEIC
4年5月:480(L230 R250)(IP) 特に勉強せず
4年1月:680(L355 R330)  直前に公式問題集1冊
4年3月:735(L360 R375)  TOEIC用の勉強せず
5年5月:655(L335 R320)(IP) 強制だったから受けただけ、やる気なし

1~3年

この時期は受験なんて全く意識していなかったです。ほぼ毎日部活(野球)があり、課題以外に勉強しようなど思ったこともありませんでした。僕が4年のときから寮で進路セミナーというのが始まったのですが、それがこのときにあればもう少し意識が変わっていたかもしれません。

4年4~9月

夏休み前に東大を受験することを決め、夏休みにシステム英単語 (駿台受験シリーズ) とNext Stage英文法・語法問題―入試英語頻出ポイント218の征服 を一周しましたが、結局受験の時にはあまり覚えていなかったのでやってないに近いかもしれません。

4年10月~冬休み

実質この時期から受験勉強がスタートしましたが、勉強時間の記録にある通り、まだ微々たるもので、勉強してない日もわりとありました。受験3科目の中では絶対に英語が一番できないと思ったので、そこから始めることにしました。部活も週3で続けていました。

英語

DUO 3.0 』
定番中の定番ですね。語彙に関してはこの本しかやっていませんが、これを完璧にすれば十分だと思います。1日1セクションのペースで進めていきました。この時期から受験まで、自分の部屋にいる間は常に付属のCDを聞いていました。このおかげでかなり覚えられたので、皆さんも日常的に聞くことをオススメします。
東大の英語25カ年[第8版] (難関校過去問シリーズ) 』
英語の先生に春休みぐらいまでは赤本をこなすといいと言われたので取り組みました。部分和訳用の長文を全文和訳していました。文法や構文についてはほぼ中学レベルでしたが、何も見ずに和訳→和訳例を見て答え合わせ、というのを繰り返し、ほとんど参考書を開くことなくそれらを身に着けていきました。長文を読むのに必要な技術は全てこの本を解くうちに学んでいきました

4年冬休み明け~2月

この時期から毎日受験勉強に取り組むようになりました。数学の勉強を始めてからは勉強時間も次第に増えていき、受験への意識がだんだん高まっていきました。

英語

『DUO 3.0』、『東大の英語25カ年』に引き続き取り組みました。

数学

新編 高専の数学3 第2版・新装版 』
この時にはまだ確率に関する授業がなかったので、この本の確率に関する章について勉強しました。基礎的な内容なのですぐに終わりました。
編入数学過去問特訓―入試問題による徹底演習 』
『徹底研究』、『徹底演習』と比べて難しいとは聞いていましたが、数学には自信があったので、最初からこの本に取り組むことにしました。A、B問題は思っていたより簡単でした。C問題は難問ぞろいでしたが、全く歯が立たないことはなく、手応えを感じていました。

4年春休み

長期休暇は寮が閉まるので、同じく東大を目指していた寮の友人と学校の近くにレオパレスを借りました。部活は週3プラスたまに練習試合という感じでした。部活がない日は1日8~9時間、ある日は5時間、練習試合の日は1~2時間ぐらい勉強していました。今から考えると、部活がいい気分転換となり、春休みを乗り切れたのかもしれません。また、この時期から物理の勉強もスタートしました。

英語

ドラゴン・イングリッシュ基本英文100 』
英作対策として取り組みました。英作をする上で非常に役立ったと思います。東大の英作が苦にならなかったのもこの本のおかげだと思います。これにもCDが付いていたので、DUOと同じようにずっと聞いていました。
『DUO 3.0』2周目
『東大の英語25カ年』の長文読解に取り組みました。長文読解は問題を素早く解くことに重点を置き、和訳などはしていません。

数学

細野真宏の確率が本当によくわかる本 (細野真宏の数学が よくわかる本) 』
友人から借りて取り組みました。確率の問題は『編入数学過去問特訓』にあまりなかったので、これで勉強しました。ほとんど基礎的な内容だったので、総合問題を解いて、分からない所は本編で確認するようにしました。漸化式を用いた解法はこの本でマスターしました。解説が分かりやすく書いてあるので、基礎から学ぶのに良いと思います。
ベクトル・行列・行列式 徹底演習 』 代数の概念的なところの理解が曖昧だったので取り組みました。結果としてはこれをやらなくても東大の行列の問題は解けた気がしますが、曖昧なところをなくせたのは良かったと思います。
『編入数学過去問特訓』残り

物理

熱・統計力学演習 (理工基礎物理学演習ライブラリ (4)) 』
3問目の対策として熱力学の範囲にのみ取り組みました。熱力学は4年の授業で理解していたので、確認という感じでした。一から学ぶのに適しているかは分かりません。
演習力学 (セミナーライブラリ物理学 (2)) 』
これも確認という感じで取り組むつもりでしたが、ベクトルを用いた解法にあまり慣れていないこともあり、思ったより時間がかかりました。機械系の学科の学生であれば、この本はそこまでやらなくても良いと思います。過去問に取り組んだ時も、ほとんど元々の知識で解けたと思います。
電磁気学演習 (理工基礎 物理学演習ライブラリ) 』
電磁気の基礎の部分は4年の授業でも習いましたが、熱力学や力学ほど理解していなかったので、この本で学んでいきました。一通りおさらいできたので良かったと思います。

5年4月

学校が始まってすぐのころは春休みの反動であまりやる気が出ず、1日数時間しかできませんでした。しかし、ここが我慢のしどころだと思い、部活終わりでも何とか勉強をするようにしました。ここで耐えられていなかったら合格できていなかったと思います。

英語

例解 和文英訳教本 (文法矯正編) –英文表現力を豊かにする 』
毎日寝る前に読んでいました。細かいところまで解説してあるので「そうだったのか」と思うことが多く、ためになりました。しかし、自分の答案にはこの本で学んだことは反映されてなかったように思います。(細かい使い分けを気にできるほど余裕がなかったので…)
『DUO 3.0』2周目続き 『東大の英語25カ年』の要約問題の長文の全文和訳をしていました。長文全てに全文訳例が載っているので、それを見て答え合わせをしていました。

数学

大学編入のための数学問題集 』
5年の数学の授業の教科書だったので購入していました。最初は『編入数学過去問特訓』の2周目に取り組もうと考えていましたが、この本のB、C問題もレベルが高く、解説もかなり詳しかったので、こちらを先に取り組むことにしました。この本と『編入数学過去問特訓』ができれば数学はかなりのレベルに達すると思います。

物理

『演習力学』、『電磁気学演習』続き

5年5月

各教科ともに目途がついてきて、受験にむけて良い心理状態に入っていけた気がします。願書を書くにあたって、入学後のことをイメージできたのも良かったかもしれません。部活は、5月半ばに近畿地区高専大会があり、それが終わった後は受験が終わるまでお休みをいただきました。

英語

『例解 和文英訳教本』、『DUO 3.0』、『東大の英語25カ年』続き 『ドラゴン・イングリッシュ基本英文100』2周目

数学

『大学編入のための数学問題集』続き 『編入数学過去問特訓』2周目

物理

過去問を解き始めました。とても自力で解けるレベルでなかったので、分からない問題は参考書を見ながら解いていました。

5年6月

いよいよ受験が近くになり、テンションが上がっていきました。過去問が思ったよりできたのが大きかったと思います。ちなみに、過去問は3教科ともちょうど10年分取り組みました。受験前には、やることはやり切ったという充実感に満ちていました

英語

『ドラゴン・イングリッシュ基本英文100』、『東大の英語25カ年』続き 『例解 和文英訳教本』2周目
過去問は最初から時間を計って解き、英語の先生に採点していただきました。本番と同じように、開始30分後にリスニングの時間があることも考慮して過去問を進めていきました。全ての年の過去問を時間内に解くことができ、その点での心配はありませんでした。採点の結果「和訳がきれいにできている」とほめていただきました。最初から本番レベルの長文を相手にしていたのが良かったのだと思います。5問目の英作には論理性が必要と言われ、そこを意識して解くようにしました。

数学

『編入数学過去問特訓』続き
これも同じく時間を計って解きました。先輩から学校の先生の採点済みの答案(先輩の解けなかった問題は解答付き)をもらっていたので、それを見て答え合わせをしていました。出来は6割5分~9割ほどだったので、数学はまず問題ないと思っていました。

物理

5年分ほどは、1問30分を意識して解くようにしました。6月後半には、東大を受験する明石高専生4、5人で集まって意見を交わしていました。それでも分からない問題は先生に聞きに行きました。この集まりのおかげで物理にだいぶ自信がついたと思います。3問目は何が出るか見当もつかなかったので、個人的には解けなくてもいいかと思っていました

試験直前

東大の試験は日曜日でしたが、金曜日の首都大学東京の受験のために木曜日から東京にいました。首都大学は受験科目が東大と同じで、面接もあり、良い練習になったと思います。
金曜と土曜の夜はおなじみフォーレスト本郷に泊まりました。非常に快適でした。 土曜日の午前中はずっと大リーグ中継を見ていました。最後のあがきとして英語音声で中継を見ていましたが、全く何を言っているか分かりませんでした(笑)。昼からは明石高専生3人で東大周辺をうろつきました。まず昼食を東大の学食で食べた後、受験会場も含めて本郷キャンパス内を散策しました。その後、湯島天神、不忍池、弁天堂を巡ってホテルに帰ってきました。帰ってきてから今度はずっとプロ野球中継を見ていました(笑)。
リラックスできた良い一日だったと思います。

試験

前日に下見をしていたのもあって、特に問題なく会場までたどり着くことができました。首都大学を受けていたおかげで、緊張することはなかったです。

英語
  1. イタリア人社長へのインタビューについてのリスニング。東大のリスニングはゆっくりで簡単だと聞いていたのですが、かなり早くて焦りました。さらになまりがひどく、簡単な単語しか聞き取れませんでした。
  2. 長文の部分和訳。文章の内容が難しかったのであまり覚えていません。
  3. 4つの文章の英訳。難易度は例年通りでしたが、「クリントン政権」の注釈がなかったのに驚きました。時事ネタにも関心を持てということでしょうか。
  4. 燃料電池に関する長文読解。例年より難しく感じました。
  5. ES細胞とiPS細胞に関する長文についての問題。空欄を埋める問題、日本語で説明する問題、そして最後に英作文でした。まず長文を読むのに一苦労したので、問題にも上手く答えられた気がしませんでした。

どの過去問より難しく感じ、絶望していたところ、他の人達もできなかったと聞いて少し安心しました。とても合格点に達した気がしませんでしたが、次の数学に引きずらないように切り替えました。

数学
  1. 微分方程式。運動方程式や回路方程式の形の問題と、連立微分方程式の係数行列を求める問題。全部できたと思います。
  2. 確率。よく分からない関数を扱う問題で、過去問とは少し違う類の問題でした。知識がなくても解けそうな問題を解いて終わりました。出来は2割あるかないかぐらいだと思います。
  3. サイクロイドに関する問題。1問目は解き方が分かったものの、効率の良い求め方にたどり着けず、答えが出せませんでした。結局2問目は解き方を示しただけで終わり、それ以降は白紙でした。これも2割ぐらいでしょうか。
  4. 複素積分。誘導を経て実数積分の解を求める問題。全部できました。
  5. 行列の漸化式に関する問題。漸化式がどうなるかさえ分かれば後は簡単な問題。全部できました。

1、4、5問目は全部分かったので、計算ミスさえなければ6割に確実とれていると感じました。2、3問目が全然できなかったのが悔しかったですが、英語よりはましだと思い、気にしないようにしました。

物理
  1. 力学。斜面や曲面を持つ台車の上から球を転がし、球が台から離れる時の台の速度などを求める問題。一通り解いて答えは出しましたが、合っている自信がありません。
  2. 電磁気。球電荷の電位や静電エネルギーを求めてから、それらが合体したり分裂したりするのに要する仕事を求める問題。全部できたと思います。
  3. ドップラーに関する問題。過去10年は出ていなかった範囲だったので驚きました。ドップラーは金曜日の首都大学の試験に出てきていて、その後復習をしていたおかげでなんとかできました。最後の方は時間が足らなかったのでやり方を説明して終わりました。

英語、数学に比べたらまだできたのかなあという感じでした。

面接

正直かなり厳しいとは思いましたが、発表までは何もする気が起きませんでした。1次合格が分かったときはうれしいというよりは信じられないという感じでした。去年と同じ18人合格だったので、また全員合格できそうだなとは思いながらも、ある程度は英語の回答も用意していきました。
2次試験の日は、自分の集合時間よりもかなり早めに行き、他の受験生と世間話をしていました。適度にリラックスできたと思います。

面接は日本語だけで、面接官は8人でした。時間は15分ぐらいだったと思います。内容は以下の通りです。やりたい研究についてかなり突っ込まれ、答えるのに苦労しました。

  • 志望理由は?
  • 大学に編入しようと考えたのはいつから?
  • 成績が学年とともに上がってるけど編入を考えた時期と関係あるの?
  • 専門科目で何が好き/得意なの?
  • 何行ぐらいのプログラムを書いたことある?
  • パーソナルモビリティにもハード、プログラミング、回路といくつか要素があるけど、どれをしたい/得意?
  • パーソナルモビリティをやる上で一番大事だと思うことは?
  • パーソナルモビリティがなぜ世に広まっていないのか?
  • パーソナルモビリティの研究をする上での自己PR
  • 野球でどれくらいの成績だったの?
  • ポジションはどこだったの?
  • 大学でも野球は続けるの?
  • 大学に入ってからやりたいことは?
  • 試験の出来は?
  • 第2志望が精密工学科なのはなんで?
  • チューターにはどうしてなったの?
  • どこの国の留学生がいるの?
  • チューターをして物事の見方が変わったとあるけど具体例ある?

和やかな雰囲気で、鳥人間コンテストに興味があると言うと、面接官の1人に「鳥人間のもパーソナルモビリティみたいなものだからね」とフォロー?を入れていただき、他の方も笑っていました。
無事2次試験も突破し、晴れて編入試験に合格することができました!

試験結果

かずです。1次試験結果が送られてきましたので送ります。 数学が予想より低くてびびりました。 ボーダーが下がったのではないかと思います。

思ったこと

やはり、分からない問題をすぐに解決できる環境が良かったと思います。僕の場合は、まず、過去の先輩たちの採点済みの答案を見て、分からなかったら東大受験組で検討して、それでも無理なら先生に聞きました。1人で勉強するのは限界があると思うので、まずそのような環境作りに取り組むべきだと思います。
そして、「継続」が受験勉強に一番必要なことだと僕は思います。一度勉強をしない日が出るとそれ以降も妥協してしまう気がしたので、どれだけ厳しくても毎日何かしらの受験勉強をしていました。一番大変だったのは5月にあった高専大会のときでした。初戦を終えた日の就寝前、翌日にも試合が控える中で10分ほどDUOをやりました。この日の勉強がなくても学力的には問題ないかもしれませんが、受験勉強のモチベーションを保つためには、この10分は絶対に必要だったと思います。

また、僕もこのサイトを見て、勉強時間記録アプリ「Studyplus」を使っていました。今まで積み上げたものが目に見える形で分かり、良い心の支えになってくれたと思います。参考までに、Studyplusの記録を載せておきます。全勉強時間は680時間でした。

管理人

さーどうでした?

ぼちぼち聞くのが2年次編入が・・・というものですが、そういうのを吹っ飛ばす力があるのが東大だと思っています。なので、2年次編入に対してネガティブなイメージ持ってる人は一旦そこ抜いて考えてみたほうがいいかなと。勿論、やりたい事やれそうな場所かどうかが重要ですが。

それにしても明石高専は環境いいですね~
まわりに目指す方向が同じ仲間がいる、過去の情報もある、先生方も忙しいはずなのに協力してくれる。やる気のある人にとっては最強ですね。うちの高専はこうではない、と言ってもしょうがないので、そういう環境になければ参考にして環境を作っていきましょう。東大編入も募集枠はある程度決まっているかもしれないけど、皆優秀なら無理に落とすことはしないと思いますので。最近合格者が20人切ってますが、優秀な人が多ければ20人以上も普通に取るはずです。

かず氏もしっかり自分の能力を理解しているようです。ストレス(ネガティブな意味でない)が多少かかる習慣は止めるのは簡単、習慣付けるのに時間がかかる。5年4月のコメントいいですね~。受かる人はここぞという時にしっかりやっています。

なんかね、他にあまりコメント思いつかないのは、去年の明石高専出身体験談見たりして似ているな~と思ったわけで。
いい受験期間を過ごした人のは必然と似る!これ見た来年以降受験する高専生はしっかり吸収し、自分なりのエッセンスを加えて突破しましょう!

参考書一覧

英語

DUO 3.0

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