2014年7月に東大編入合格した、ミナ氏から体験談第4号が送られました。
・・・。ん?・・・。1、2、3・・・おぉ!!送られてきた体験談40番目ですよ!
40番ということは40人も体験談を送ってきたという!!
マジで数えてちょっと感動。
いやはやまさかここまでの規模になるとは思ってもいませんでした。
ミナ氏、実はキリ番狙ってたな(笑)
~管理人~に報告メール着
ミナ氏
東京工業高等専門学校5年電子工学科の○○と申します。 はじめまして。 nicknameは「ミナ」と名乗らせて頂きたく存じます。 平成27年度東京大学編入学試験におきまして,電子・情報系学科群に合格いたしました。 編入学試験にあたり,小山太郎流ホームページの編入学試験体験談,勉強tipsを何度も参考にさせていただき,大変お世話になりました。 ありがとうございます。
又,この度,大変僭越ではありますが編入学試験体験を執筆いたしたく考えております。編入学試験の犠牲になっていた課題が襲ってきているので執筆始めは再来週以降になってしまいそうです。申し訳ありません。
管理人
ミナ氏、合格おめでとうござんっす!! おー、続々と合格しましたメールが届いていますよ。 勿論、学業優先で体験談は後で全然オッケーっすよ^^ 自分のペースで無理せず。 それより学業と合格の余韻に浸るべし!!
ミナ氏
ミナこと東京工業高専の○○です。 以前宣言させていただいた東大編入体験談を書きましたので添付します。 遅くなってすみません。 ご校閲お願い致します。 添付の写真は編入学試験勉強で使用したノートたちです。 いつの間にか3人の体験談が上がっていて,私は大分後れを取った感がありますね…. 私は2次試験が終わった後,期末試験とともに8/8[金]が期限の実験レポートを100枚程書いていたのでこちらには手が回りませんでした。 …言い訳でした。すみません。
管理人
ミナ氏、どもども。 いやいや、いつでもいいんだってば^^ ちょっと遅れるくらいのほうが、皆さんじっくり見るからタイミングいいんでない?
というか、文章が丁寧すぎてこっちがぎこちなくなるわ~~!!笑
とな^^
きっかけ
私が東京大学編入を目指すきっかけとなったのは,3年生の終わりにある数学の先生に「東大受けてみたら,ひょっとすると受かるんじゃない?」ようなことを言われたことです。 それまでは進路をまともに考えたことがなく,就職はいやだったのでただ漠然と,東工大あたりに行けたらいいなー,程度にしか考えていませんでした。
それから,4年生の春に東京大学の五月祭に行き,東京大学の雰囲気に圧倒されました。 いやもう絶対ここ行きたい,と思いました。レベルの高い環境への憧れがありました。 それから調べてみると,東京大学では電子,情報系学科群という括りがあって,電子系,情報系を横断的に学べると知りました。 私は電子,情報の両方に興味があり,その両方を扱うようなことがしたかったので,進学するにはここだと思いました。
初期状態
学年末における席次は1年から4年まで1位でした。 4年生まで期末での成績にてB以下をとったことはありません。中間でのBは何度かありましたが。
1-3年の頃はソフトウェアに興味を持ち,その中でもアルゴリズムに特に興味を持ち,競技プログラミングを主にやっていました。 プロコン,パソコン甲子園に出たことがあります。あまり戦績はよくありませんでしたが。 自分の伸びに限界を感じたのと興味の対象が数学に移ったのとで4年になり身を引きました。
授業の内容は授業の内に理解することを目指し,試験を過去問に頼るようなことは一切しないよう心がけていました。
英語
1年生の時に,合格すると単位が出るということで,工業英検3級を受けました。 試験の結果ががよほど良かったらしく,文部科学大臣賞を頂きました。 結果が公開されない上,祝賀会も震災で流会となり,全く実感のなかったものでした。 3年生の時に受けたTOEIC IPテストのスコアは765点(listening370, reading395)でした。
数学
数学は昔から好きだったので問題をどんどん解いていました。 問題集ははじめ全て解いていたのですが,3年生の頃から主にB問題に手を付け,A問題は面倒くさくなってやらなくなりました。
物理
物理は手こずっていました。 熱力学,波動は2年生の授業で理解できなかったので嫌いになっていました。 私は電子工学科所属なので専門で電磁気をやったことはせめてもの救いです。
3年春休み
数学科の先生に「東大受けてみたらどうか」と言われて,なんとなく勉強を始めました。 編入試験という意識は全くなく,復習のつもりでやっていました。
数学
手始めに微分方程式から始め,「なっとくする微分方程式 (なっとくシリーズ) 」を終わらせました。 続いて線型代数,解析学の内数列と級数の部分を復習しました。 高専の数学3の微積系の問題はこの時ほとんど終わらせました。
英語、物理
ノータッチ。
4年前期
東京大学の編入試験勉強に仲間が欲しかったので,同じクラスのSさんを口説いて東大編入への挑戦に誘いました。 今考えると,Sさんという仲間がいたからこそ最後まで頑張れたのだと思います。一人だと途中で挫けていたでしょう。 五月祭を見に行ったことを機に本格的に勉強を始めようと思いましたが,実際に始めたのは6月頃からでした。
数学
5年生の数学の補講で使われる微積の問題を先生からもらって解いていたり,大学編入試験問題 数学/徹底演習 (第2版) の線型代数をやったりしていました。
物理
授業のみです。
英語
語彙を増やすことを目標にして,知らない単語,熟語に出会うたびに日本語訳を調べてノートに書き留めることにしました。 これは今でも続けています。 英語をきちんと読み書きできるようになるために文法が大事なのはその通りですが,高専の英語教育は文法偏重なので文法はそちらで十分間に合うと思います。 文法よりも語彙を増やすことに重きをおいたほうがいいと思います。 先輩におすすめされた「Instant Word Power (Signet) 」を買って暫く読んでいました。
6月頃,東大の数学,英語,物理の過去問を入手したのでやってみました。 最初はどの教科も6割できればいい,という感じで,壁の高さを認識しました。 東大のレベルを実感し,自分の弱点を認識するためには,まず過去問をやってみるのがいいです。
平均勉強時間: 3-4時間程度
4年夏休み
数学
私の学科ではベクトル解析,複素関数,確率統計の授業はありましたが編入学試験向けに自分で補う必要がありました。 ベクトル解析,確率の勉強をしました。 ベクトル解析は数学科の先生が書いてくださったPDFで勉強したため,参考書はありません。 確率は「高専の数学 3 問題集 (第2版) 」,「マルコフ・チェーン (数学ワンポイント双書 31) 」,「大学編入試験問題 数学/徹底演習 (第2版) 」をやりました。 他にも参考書がありましたが記録が残っていなかったため省略します。すみません。
物理
「高専の応用物理 (第2版) 」,「エントロピー (物理学One Point 1) 」,「例解 熱・統計力学演習 (物理入門コース 演習4) 」を読んでいました。 後は「詳解物理学演習 上 」の問題をやりながら覚える,という感じでした。あまりいいやり方ではなかったと反省しています。 きちんとした教科書を一冊用意しておくべきでした。 「詳解物理学演習」の,力学,熱力学,波動の問題の内,難しそうで問題の種類がかぶらないものを選び解きました。 6割程は解いたと思います。
英語
4年生までは英語は嫌いではなかったが大して好きというわけでもなく,誘因がなかったせいであまりやりませんでした。 過去問を少し解いて案外行けると高をくくり,他はTOEIC対策に単語を覚えていた程度です。 それよりも数学物理に注力していました。
平均勉強時間: 6-9時間程度
4年10~12月
数学
複素関数の勉強を11月までに終わらせました。 大学編入試験問題 数学/徹底演習 (第2版) のベクトル解析,複素関数を解いていました。 数学徹底演習を一通りやりきった後は,電通大,東工大の過去問を解いていました。 数学の先生のところに通い詰めて過去問の答案を添削していただいたり,過去問の解答を作っていただいたりしました。
物理
詳解物理学演習を解いた後,電通大,東工大の過去問を解いていました。 専門の授業で電磁気学の演習があったのがありがたかったです。
英語
TOEIC対策をしていました。 12月に受けたTOEIC IPは775点(listening375, reading400)でした。
平均勉強時間: 2-5時間程度
4年冬休み
夏に少し解いてやめていた東大の過去問を初めから解き直しました。 過去問は平成17年度からの10年分を手に入れました。 過去問は,1週目は本番と同じ時間で行い,2回目以降は時間関係なく完全解答を作るようにしました。
英語,数学,物理ともに過去問を解いていました。 物理だけはまだあまりよく分かっていなかった箇所があったので時々参考書に戻りました。「例解 熱・統計力学演習 (物理入門コース 演習4) 」
平均勉強時間: 5-8時間程度
4年1~2月
1月は専門の製作課題のため勉強は全くしていません。 2月に入り,再び物理の先生に質問に何度か行き,東大の過去問の解答を作っていただきました。 勉強は全教科とも主に過去問です。
平均勉強時間: 3-5時間
4年春休み
周りの人がみな過去問ではなく問題集をやっているのを見て,自分が問題集をほとんどやっていなかったことを反省しました。 (たしか)この頃小山太郎流ホームページの存在を人伝に聞き,初めて見ました。 遅いですが編入生の皆さんの編入体験談はとても参考になりました。ありがとうございます。 もっと早く知っていればよかった….
数学
過去問のみです。東大メインで,息抜きに電通大,東工大。 京大も解いてみましたが,東大と傾向が全く違った難しさがあるためやめました。
物理
過去問の出来がそんなに良くなかったので,周りの人がやっていた「基礎物理学演習I,II 」,「演習力学 (セミナーライブラリ物理学 (2)) 」を今更やりました。 その後,主に東大,息抜きに電通大,東工大の過去問を解いていました。
英語
過去問のみやっていました。 暫くほったらかしていた「instant word power」を読みなおしたら,問題で見たことある単語が結構あり,読んでいなかったことを後悔しました。 過去問の出来は,平均で英語8割,数学7割,物理6.5割程度でした。
平均勉強時間: 5-9時間
5年4~5月
5年生になってからは完全に過去問のみ解きました。 過去問の出来は,平均で英語8割,数学7.5割,物理7割程度でした。 2周位すると編入試験の雰囲気に慣れてきます。 編入試験が近づくにつれて,頑張らなければと思う一方不安でモチベーションは下がり,勉強が手につかなくなり始めました。 一時期Sさん他周りの友人に「何でそんなに頑張れるの?」とよく言っていた覚えがあります。
5月にTOEIC公開テストを受けました。 5月に受けたTOEICは805点(listening395, reading410)でした。
平均勉強時間: 0-4時間
5年6月
全教科過去問のみです。 ここまでに10年分の過去問を最低でも3周,多い問題は5周やりました。 物理に関しては東大だけでなく,熱が相変わらず苦手だったので電通大の熱力学をやり直したりもしていました。
この頃になるとT高専電子工学科名物?の通称5D実験が危なくなってきていて更に気が滅入っていました。 6月中旬からは過去問を全部解く気力が削がれ,傾向の違う大問を選び出して1つずつ解くようにしていました。
東大受験の3日前に電通大を受けました。 数学,物理,英語の3科目で,数学,英語は問題ありませんでしたが物理で大きな計算ミスをして不安を残しました。 電通大には合格しました。
平均勉強時間: 0-4時間
試験
当日は自宅から行きました。 移動中英単語を覚えなおそうとも思いましたが行きの電車で一番前に乗り結局何もしませんでした。(私は所謂鉄道ファンです) 会場ではまず受験者の人数を数えていました。例年よりかなり少ないことに驚いたのは覚えています。
英語
- リスニング。都市の汚染(騒音,光,大気汚染…)問題に関する話し。
単語穴埋めと内容正誤問題を同時に行う。 - 資源の涸渇問題に関する英文の和訳。部分訳ではなく全訳であった。
- 和文英訳3問。 レジリエンス,サスティナビリティとは何とかである,といったような抽象的な話し。
- 自動車の自動運転技術に関する文。
(1) 語句穴埋め(選択式)。
(2) 1文和訳。
(3)-(5) 内容を日本語で説明。 - 研究開発における研究者の「勘」とコンピュータによるシミュレーションの関係に関する英作文。
(1) 「勘」とは何か説明。
(2) コンピュータシミュレーションを研究開発に使用することの利点を説明。
(3) 研究者の「勘」はコンピュータに取って代わるか?という問いに対する意見文。
10分程残して全て埋めました。 例年通りの難易度だったと思います。 リスニングが単語穴埋めかつ内容正誤というスタイルだったのには,注意を向けるべき箇所が多くなるため些か手こずりました。 直後の感覚では8割半,ひょっとしたら9割行ったかな…という手応えでした。
数学
- 微分方程式を解く。
・y’+y/(1+x^2)=e^(-arctan(x))
・y”+4y=1/cos(2x) - 確率。
AとBはコインをa枚, b枚持っている。a+b=Nとおく。AとBはゲームを行い,確率0<p<1でAが勝つ。 勝った方は負けた方からコインを1枚得る。 このゲームを繰り返し,コインが無くなったほうが負けである。 Aコインをa枚持っている時が負ける確率をR(a)とする。
・確率を表す漸化式を求める。
・R(a)を求める。
・勝負が決まるまでの平均値が(問題用紙に書いてある)漸化式で表されることを示し,解く。 - サイクロイドの問題。parameter表示は x=t-sin(t), y=1-cos(t)
・かき方の説明。
・接線の方程式を求める。
・原点からの曲線の長さを求める。
・ある点におけるサイクロイドの接線上にある点で,接点からの長さが原点から接点までのサイクロイドの長さに等しくなり,且つ原点から遠い方の点の軌跡を求める。 - 複素積分。
複素平面上0 ≦ arg z ≦ π/4を満たす半径R, 中心角π/4の扇形 における複素関数e^(-iz^2)の積分を利用して,実関数 sin(x^2),(sin (x))/x^(1/2)の[0, ∞)における積分を求める。 - 線型代数。
3行3列行列Aの(i,j)成分a_ij=a_i・a_j(内積)とする。 但しa_1, a_2, a_3(3次元実数ベクトル)は線形独立, a_1・a_2=a_1・a_3=0
・f(x)=(1 1 x) A (1 1 x)^tの最小値を求める。
・任意の実数x_1, x_2, x_3に対し (x_1 x_2 x_3) A (x_1 x_2 x_3)^t ≧ 0 を示し,等号成立の必要十分条件を示す。
・他1問。
約8割分埋めました。 全小問を埋めるには時間が足りませんでした。私が文を書きすぎているか,書くのが遅いせいなのでしょうが…. 第2問が7年前の確率の問題と設定が同じで驚きました。この問題はとても面倒で私はいやだったのですが。 完全解答には時間が足りないのはもちろんですが,字を大きくしすぎて紙が足りなくなったのでそこにも注意が必要だと思います。 7割は堅いと思いました。
物理
- 力学
・半径r,質量Mの2つの球A,Bの内,Bが静止した状態でAを完全弾性衝突させた時のAとBの運動の向きのなす角。
・Aの直径周りの慣性モーメント。
・動摩擦係数μ’を持つ床の上でAを突いて初速v_0を与えた時の加速度と角加速度。
・Aが滑らずに転がるようになるまでにかかる時間。 他1問。 - 電磁気 ・電流密度と電界の関係を導く。
・同心導体円筒(高さL, 内半径b, 外半径a)の電界,電位差,静電容量を求める。
・同心導体円筒に導電率σの導体を入れた時の抵抗を求める。
・同心導体円筒に2種の誘電体を入れた時(半径b<r<cでは誘電率ε_1, c<r<aでは誘電率ε_2)の静電容量と,外導体の表面外側の電界を最大にする外半径aの値(印加電圧は一定)。 - 気体分子運動論+量子論 シュテファン・ボルツマンの法則を導く。
詳しいことは忘れました。すみません。
第3問を除き見たことある問題だったにもかかわらず解けませんでした。 第1問で勘違いをして時間を食い,リズムが狂いました。 辛うじて6割分埋めました。 6割行っていればいいな….
一次試験結果
電通大に引き続き物理でやらかしたので,落ちたのではないかと相当落ち込んでいました。 1次試験,まさかの合格でした。嬉しかったというよりは,まず英語面接に対する不安がよぎりました。
1次試験の結果が出た後,慌てて英語面接の対策をはじめました。 想定問答集を作り,曲がりなりにも答えられるようにはしておきました。英語面接練習もしておくべきかな… と思ったら台風で面接が2週間延びました….
2次試験の1週間前までは5D実験が大ピンチだったのでそちらに集中し,手を付けませんでした。 その後,英語科の先生に模擬面接を行ってもらいました。 speakingの練習をほとんどしなかったことが悔やまれます。
面接
当日の朝は早く出て,気を紛らすため?に列車を撮影していました。 2次試験の集合場所に行くと,1次試験の合格者の皆さんが談笑しており,私もその輪に入らせていただきました。 面接の前に気分を落ち着けることが出来ました。このように話せる雰囲気があるのは独特だと思います。 私のような読めても書けても話せない人には英語面接が何よりも怖かったですが,実際には英語面接はありませんでした。 日本語の面接のみでした。
面接官が8人いて,内3人からそれぞれ
・志望理由
・現在の卒業研究の内容
・高専でやっていた部活動
について訊かれました。 7-8分で終わったと思います。
試験結果
当初の予想より低く出ていました。口惜しいですね。
英語399 数学361 物理175
思ったこと
過去問は何回もやりましょう
過去問を解くと,その大学の雰囲気や傾向みたいなものを掴めます。 過去問で編入試験独特の雰囲気に慣れることは重要です。 5年になる前にはとりかかる方がよいでしょう。最低でも同じ問題を2回はやりたい。 東大では5年分の過去問は請求すれば手に入りますが,多くの種類の問題を解くためにより前の年度のものが学校にあれば儲けものです。 ただ,過去問は解答がなくどうしても独り善がりになりがちなので先生に質問できる or 解答がある状況が必要です。 他には,東大に関しては問題のvocabulary(触れた問題の種類)を増やすことが大事だと考えます。
相性のいい先生を見つけましょう
過去問を解く際に独り善がりにならないためには,先生に見てもらうことが重要です。 また,気軽に質問できる先生がいると勉強の調子が上がると思います。 数学科の先生には3年生の終わり以来よくしてもらっていたので,過去問の添削など数学の勉強はとても捗りました。 私は人に訊くことが苦手で,先生にあまり訊きませんでしたが,もっと積極的に質問しにいけばよかったと思っています。
仲間を見つけましょう
一人で頑張るのは大変です。私は一人だと合格できなかったと思います。 私もSさんには過去問の解答を突き合わせたり情報交換をしたり互いに励まし合ったり色々お世話になりました。 編入学試験そのものは孤独な戦いですが,一緒に頑張る仲間がいると,私も頑張らなければという気にさせてくれます。仲間は大事です。
英語に関しては,学ぶ動機付けが重要です。 私の場合,英語を日常で使う機会がほとんどなかったので英語に対するincentiveがほとんどなく,苦労しました。
管理人
さーどうでした?
というか、ミナ氏。おいおい、体験談満載のこのサイトを知るのが遅すぎだろ!!(笑)
まったく、情報収集能力も今は重要な時代になってるんだから頼んまっせ。
とは言え、このサイトに出会って半年経ってないくらいだというのに、体験談を送ってくるミナ氏は超真面目だな^^
これまでの、今年の体験談送ってくれた人は皆成績が良かったからか、共通点が多い気がします。特に自分の弱点を素直に認めそれを克服するというのは、それが出来るから、学校の成績は勿論、編入にも受かるのかなと。
先生の協力も素晴らしいですね。読みながら「うちの父親も俺より時間かけて数学の対策問題作ってくれてたな」とちょいと浸ってしまいましたよ(笑)というか、積極的に各科目の先生のところに一番行ってるんでないかな?これまでの体験談の中では。 先生としても積極的な生徒は歓迎だと思うので、ミナ氏を見習って、特に過去問のような解答が用意されていないものに関しては先生に解答作ってもらうというのは凄くいいですね。
先生や良きライバルを作るというのは鉄板ですね。
英語に関しては、あさ氏の体験談でも触れたけど、一番いいのは英語圏の国に行ってみることですね。多分英語に対する姿勢が思いっきり変わると思います。
出来れば4年になる前に一度体験しておくといいですね。海外に行くのは確かに金がかかる。がしかし、それで英語に対する姿勢が変わるかもしれないのなら、行くべきかと。
参考書一覧
ノートを添付の写真に示します。 この他に問題集を解いたルーズリーフ,裏紙がありますがほとんど処分しています。 解答は全て残すべきだったと反省しています。 解答を残すためには全てノートに書くことをおすすめします。
英語
英単語を語源で覚える本。洋書です。
和訳,英訳の練習用にはいいですが,若干大変。
工業英語の例文集。難しすぎず,とっつきやすいです。
数学
微積,線型代数,ベクトル解析,複素関数は先生の書いたPDFにより勉強していました。誠に感謝します。 そのため参考文献があまり出せません。
線型代数,ベクトル解析,複素関数,確率を解きました。
微分方程式はこの一冊やればOKです。
数学科の先生のおすすめ。
物理
よく理解していない状態からの導入,基礎固めにちょうどいいです。
東大の過去問で見た問題がそのまま出ていることがあります。
あまり詳解ではありませんが,問題の種類はかなり多いです。
わかりやすい本ですが解答がたまに間違っていて,そこで詰まることがよくありました。